arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

光るアクリルフィギュア研究:市販品「コードリアライズ」という作品の研究

ハードオフにたまに行くけど、ホビー関連は最近はホビーオフというものに分かれて売っている。自分、あのガラクタ売ってたときのハードオフの方が好きだったんだけどなぁ「お、この部品何に使うんだろう?」とか「おぉ!MSX発見!」とか思いながら回るのが好きだったといつも思いつつ・・・商品の価値なんざ知らん!って感じのハードオフは無くなったんだなぁと・・・空を見て昭和を思い出す。

 

そんな中でこちらを購入。市販品のアクリルフィギュアですが、ちょっと変わっていて、光るアクリルフィギュアなんですね。最近気づいたのですが、アクリルにキャラクターを印刷するだけじゃものたりず、LEDで下から光をあてて見せると言うものが売ってるんですね。これもその系統で、キャラクターの周りにはアクリル彫刻が施してあります。キャラクター以外の彫刻が光って綺麗と言う寸法ですね。

 

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自分、以前、UVプリンタに印刷したものを光らせてみて、あんまりよく無いなぁってのは経験あるので、この手の商品のキャラクターは光るのか?それとも綺麗に見えるのか?ってのが疑問だったんですよ。なので自分で作ってみるのは避けていた。

 

 ちょっと参考にならんかもだけど、こんな感じで、あんまり綺麗にはならないと言う認識。

arcanum.hatenablog.com

 

正直このキャラクター、知らない。コードリアライズと言う作品のルパンと言うキャラクターらしい。

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こんな感じで台座に刺す部分は大きく、ザクっと刺さってました。あと、刺す部分にスリットがありますが、さした時にカチンっとなるので抜けないように対策を施してあるのでしょう。

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印刷は当然裏側、めずらしくアクリルの彫刻が表側で、みてると不思議な感覚。キャラクターがちょっと沈んだ感じに見える。これ、買う前から不思議だったのですよ。買う前はキャラクターの部分だけアクリルが窪んでるのかな?って思っていたのですが、単純にキャラクターの周りに彫刻があるのでキャラクター部分が窪んで見えるって形でした。不思議〜

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点けてみます。あれ?以外と綺麗。キャラクターははっきり見えるし光も綺麗。こう言うのもいいかもね。ただ、キャラクターがLEDの色に引っ張られてしまいますね。

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色は数種類あって、下は一部。手前のボタンをカチカチ押してると変わります。電源は付属のUSBケーブル。

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しかも点滅オプションもあったりする。以外と派手に光る。


コードリアライズという作品のルパンというキャラクター


んで驚いたのが、ボタンカチカチしてればそのうち消えるのかな?と思っていたら全然消えないの、、しょうがなくて電源ケーブル引っこ抜くんだけど、まだ光ってる!お!お!おまえ!ホラー映画のなかなか死なない奴か!って思ってしまった。バッテリー持ってるのですね。。。

さて、色々と気づきはあったわけですが、高機能な台座がお安く手に入ったと思えば何か作れますね・・・この手の台座って台座だけ売ってないのですかね?

 

 メモとして、各種寸法。実寸なので微妙に違うけど

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「アメリカ人のみた日本の死刑」を途中まで読んで暗澹とした

 

アメリカ人のみた日本の死刑 (岩波新書)

アメリカ人のみた日本の死刑 (岩波新書)

 

 

本屋で本当にふと手にとってタイトル買い。西洋人から見た日本の司法制度が中世以下であるといういたるところで言われる認識を再確認し、心が折れそうになり、途中で読むのをやめた。こんな感じ。

 

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本書はタイトルが死刑と言うあんまり考えたくない制度を切り口に、日本の司法制度がいかに異常性があるかについて、先進国では日本以外では唯一、死刑制度が存続しているアメリカとの比較で論じています。

 

まず、アメリカでは死刑判決は特別なものだと言う、それに対し日本の場合裁判において通常の判決と死刑判決は分けられていない。主文、被告をxxに処す、みたいなので全部同じってこと。ではアメリカでは死刑判決をする場合どんなプロセスがあるのだろう?

  • アメリカでは有罪、無罪の判断、刑量の判断は別々に行う
  • 軽量の判断時に死刑が妥当な場合はスーパーデュープロセス(超適正手続)という仕組みで行われる(以下、スーパー〜の内容)
  • 死刑判決の裁判員は、裁判官から刑罰の指針として「荷重する要素、軽減する要素」の指示がある
  • 死刑判決を受けた場合、被告の意思に関わらず上訴される
  • 上訴された上級裁判所では、量刑に不適切な格差がないか、均衡審査が行われる
  • 死刑判決には陪審員12人全員の同意が求められる

ここまでの重いプロセスが行われ、なおかつ死刑になった者が刑に処される。一方日本ではどうだろうか?裁判自身は公開であろうが、プロセス自身は非公開で行われる。

 

アメリカではこれだけ重いプロセスで死刑判決を運用していても必ず誤審、冤罪は発生し、最終的には

「死刑制度を構成に適正に、そして誤りなしに運用するということは不可能である」 

 と言う結論に達している。p47。

 

ネットでは某国の裁判が国民感情により決まる、と言うのを笑い者にしているのを見かけるが、自分はつくづく思うのだが、この周辺の国々はいたるところで似ているんだよねと、この本で死刑制度について論じる際、被害者の意見が量刑に重い影をおとしてるとあり、それは司法に感情を判断に入れている、と言う事の現れでもあり、死刑制度でそれが見られるというのは他の裁判でも見られると言う事だろう。

 

死刑制度を適正に運用しようとして、できないと言わしめたアメリカと異なり、日本の死刑制度は国民感情の現れなんだろうなぁと。死刑は国民からの復讐なのだろうと。

 

実際問題アメリカは死刑制度があるが、死刑制度が廃止された州もある。変わってきているのだろう。本書の文脈からは、死刑制度は欠陥制度であり、廃止すべきだ、(根底には推定無罪のような被告人の利益があるのだろうけど)なのだし、アメリカもそう変わりつつある。

 

じゃあ日本は?と言われると、それ以前に本書を読むと感じるがよく日本の人権や司法制度は中世並みと言われることがあるが、そっからじゃぁなぁ・・・と暗澹とした気分となるのである

 

 

 

「日本軍兵士ーアジア・太平洋戦争の現実」を読んだ。兵士230万人の死亡のうち大多数は自殺を含む餓死

 

日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実 (中公新書)
 

 

著書の冒頭で知ったが、恥ずかしながら戦争中人亡くなった兵士の方の人数は正確な数字は覚えていなかったが230万人だそうだ。民間人を含めると310万人ほど。

 

ja.wikipedia.org

 

 

その230万人の死について本書ではどのような死であったかを種々の書籍の引用をまじえ紹介する。

 

まず、太平洋戦争は1941年から1945年8月までで実際には4期に分けることができるそうだ。

  • - 第1期: 〜1942年5月/戦略的攻勢期
  • - 第2期: 〜1943年2月/戦略的対峙
  • - 第3期: 〜1944年7月/戦略的守勢期
  • - 第4期: 〜1945年8月/絶望的抗戦期

その中でも死者数で見ると、1944年8月から終戦までの1年間で9割の死者数だそうだ。この数字はどこから出てきたのだろうか?

 

実は日本政府は年次別の戦没者数を公表していないし新聞社からの問い合わせにもそのようなデータの集計はない(データを取っていないと言う事にものすごく驚きなのだが)と言う回答のなか岩手県だけが、年次別の陸海空の戦没者数を公表しており、その数字に民間人を含めて当て込むと得られたと言う。

 

では絶望的な抗戦を行う際、9割の死者が出たのであろうか。多分、戦争のイメージは自分もそうであるが、みな戦闘で死んだ、と言うイメージがある。戦争の終わりたった1年で200万人ほどが玉砕のように敵に突っ込んで言ったのであろうか?

 

本書を読み進めるとそのイメージは崩れ去る。終戦前1年間で死亡した兵士の9割、200万人ほどのうち、戦闘で亡くなったのは3割程度、あとの7割は自殺、病死、他殺、などである。

 

じゃぁ3割程度の兵士は健康的に戦ったのだろうか?それも怪しい。本書によると、例えば10ページでは、戦時中の兵士の歯について言及があり、兵士の7〜8割は虫歯や歯槽膿漏があったという。歯を磨く余裕さえなかったとのこと。歯を食いしばるって表現があるけど、戦闘時に歯が痛かったら十分な力など出せなかったろう。

 

兵士達は劣悪な環境のなか、目的の戦闘までもこぎつけず、自殺や他殺といった本来とは別の原因で死亡していると言うことである。

 

例えば自殺であるが、後尾収容班、落伍者捜索隊、である。後尾収容班は、退却の際、歩けない落伍者を最後尾で収容する班、ともイメージが取れるが、実際には、歩けない落伍者を最後尾で自決を勧告し強要すると言うもの。落伍者捜索隊も同じく落伍者を創作し、自決を強要すると言うもの。

 

また、よくドラマで見る、古参兵による下級兵へのいじめであるが、これも凄惨を極めたらいしい。故水木しげる氏も「ラバウル戦記」と言う本のなかでよく古参兵に殴られたと言う描写があるが、新参兵が殴られて、部隊の中で安全を確保できず、衰弱死していくのである。死亡したとしてもそれは病死や名誉ある戦死としてあつかわれるなど。

 

 

こういった現実について軍の上層部は認識していたのだろうか?ここでも日本軍のイメージは、「精神力だ」を連呼するだけで何もしなかったように感じるが、本書によると、先の歯の件に関しては認識していたようだが、何もできなかった(なにもしなかった)ようだ。

 

上等兵によるイジメに関しては、不適合者がそのような報いを受ける、それによって精神的に成長すると言った事だそうだ。それによって不適合者がいなくなると言う側面もあるとのこと。それにより自殺や他殺が起き、実際には問題にならず戦病死(戦闘で戦った者)として扱われる。どこの相撲部屋だよ

 

読んでるとね、だんだん腹がたってくるよ?終戦の時期になると日本兵たちは無駄死にだったのか否か?といった議論がよくみられるが、戦闘が目的とするなら(これも変な言い方だけど)大多数の兵士達は無駄死にだったと言う事だろう。戦闘までこぎつける事ができず、飢えと乾き、自殺や他殺により死んでいく。大事なはずの兵士が無策のため水をザルに汲もうとするように抜けていくように死んでいく。

 

そのほか、本書では直接の死の原因ではないが、装備や武器、医療など兵士を支える部分からの現実も書いている。本書を読むに、兵士の命は枯葉よりも軽いのである。よく言われるように日本は負けるべくして負けたと言うのがよくわかる。

 

 

 

イスラム教の論理、を読んだ。衝撃だ!

 

イスラム教の論理 (新潮新書)

イスラム教の論理 (新潮新書)

 

 

以前読んだ「イスラーム主義」と言う本ではイスラム原理主義などの過激な思想が取り沙汰されるがそれはイスラム教の一部である、と言うことはわかった。

 

http://arcanum.hatenablog.com/entry/2019/01/23/192950

 

その流れでこの本を読んだが、衝撃的だった。まず、西洋の論理にドップリつかってしまった日本人には価値観が全く異なるなぁと。正直その考えは理解できないし、容認もできない。(個人的な感覚であるけど)過激な思想はその一部であるどころか、それは容認されるものとして書かれている。

 

先のイスラーム主義、では過激化していく過程としてはまず、

- 国内でコーランの解釈で過激化

- 西洋による植民地化による西洋思想の流入

- 国内が西洋化したことによる迫害

- 国外から信者へのアピールによる過激化

 

と、歴史的な観点で書いていたが、本書ではイスラム教徒としてこの過激な行為はイスラム教の教えを実行するというこで批判はできない、容認される、と言うもの。その辺がクルアーンコーラン)の中の一節などを引用し説明する。

 

今はキリスト教が世界のマジョリティであるが、2100年あたりにはイスラム教がマジョリティとなる、と言う統計もある。(本書にも記載があるが)そうするとこの本で書かれているようなイスラム教の考え方、理論もマジョリティとなっていくのだろう。

 

そのテストケースじゃないけど未来をいち早く見ることができるのが本書でも触れていたがインドネシアなのだろう。国内のイスラム教徒がマジョリティ化して政治、国内の法が整備されていく。その様子が伺える、日本も労働力として簡単に移民を語る感じがするけど、一歩間違えばこんな感じになるんだよねと。薄氷の上を歩く感じなのだろうが

 

日本人には異質すぎる考え方だなぁと思いながら読んでいた。

 

参考: 

イスラーム主義――もう一つの近代を構想する (岩波新書)

イスラーム主義――もう一つの近代を構想する (岩波新書)

 

 

 

光るずん子さんアクリルフィギュア、テストカット

1月にある杜のコミフェス、また出してみたくて登録したのですが、今回は何をしようかと思いつつ、やっぱり自分のアイデンティティは光るアクリルフィギュアだなぁと思い、テストカットをやってみました。社会人になるとね、色々と忙しくて時間があるなぁなんて思っていると当日になっちゃうのです。

 

moricomi.info

 

今回は台座は市販の物を使おうと思い、Amazonでこんなのを探しました。結構安いですね。これでアクリル部分を載せてもだいぶ安く提供できそうです。前回は楽しんで、可愛がっていただければ良いかと手製の台座も全て混みで出してしまい、大赤字になっていたので、、、

 

アーテック LEDレインボーライト

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004X406OO/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

 

アーテックと言うメーカーはみなさん小学校の時などに図工の時間にお世話になっていたりするかもしれませんね。図工で使う教材なんかを販売していたりします。 

 

大きさは50mm前後の絵をレーザーで彫刻。過去に作ったデータがあるからへっちゃらさ!と思ってずん子絵フォルダを漁ったのですが、、、昔作ったデータって結構まだ慣れていない時に作ったデータだったので、あんまり出来がよくない・・・と言うことで今回用にデータをフルスクラッチしてみました。それがこちら

 

ずん子さんは髪の線が彫れてくれるかを見る必要があります。 データは拡大縮小できるんでしょ?と言われそうですが、実際にはレーザーの限界があるため、その材料の大きさを加味してデータを作る必要があります。

 

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きりたんですね。うん、、かわいいです。

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イタコ姉です。イタコ姉は白い部分が多いので非常にデータ作るのが苦労します。これも線が細いかなぁとか思いながら作りました。特におめめは苦労したのですが、、、これ出るかなぁ・・・

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台座に適合するアクリル板は4mmといつも使ったことがないもので面食らいましたが、今回はテストカットと言うこともあり、4mmに出力するのと、3mmと背景板1mmに出力すると言うパターンでやってみます。

 

これをFablab仙台さんで出力します。当日は結構な方がいらっしゃってて、仕事でやっている人が多く、その中でモニタにずん子をデカデカと出したりと、どう見ても異様だろこの人・・・と思われたのではないでしょうか?こんな感じで出力されます。(動画は9倍速です)

 


ずん子さん光るアクリルフィギュア、彫刻

 

 

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ずん子さん、問題の髪の線が出ているのでホッとしています。 

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4mmの作品

 

4mmはずん子さんとイタコ姉です。これもちょっと工夫していて、ずん子さんは、キャラクターのみ。イタコ姉は、背景も一緒に彫刻です。

 

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あれ?結構潰れたみたいですね・・・だいたい最小で0.1mmぐらいの幅もありますが、結構その辺が潰れたみたいです。レーザーがHAJIMEでやったと言うのもあるのかもしれない。イタコ姉は白すぎるのですよね・・・結構難しい。

 

気を撮り直して、ずん子さんです。

 

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こちらは微妙な部分はありますが、結構うまくできたみたいです。ちょっとデータの手直しが必要。

 

 3mm+1mm背景

 

さて、4mm板なんか知るかよ!ってはじめ考えたのはいつも使ってる3mm板にキャラクターを彫刻して1mm板に背景を彫刻すればなんと4mm!と言うことで、3人出してみました。

 

こんな感じでキャラと背景を分けています。

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先ほども書きましたが、イタコ姉は白すぎて写真じゃ潰れたようにしか見えませんね・・・本当はもっと綺麗なんですけどね。写真じゃ伝えられないと言うのが悲しいですが。

 

つぎにきりたん。

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なかなかいいですね。これも潰れてますが・・・

 

最後にずん子。ずん子さんはちょっと凝って、和柄で埋め尽くしてみます。これは亀甲模様と言います。

 

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ちょっとわかりづらいかもしれませんが、これはいい!キャラクタと背景はたかだか1mmしか離れてないのですが浮き上がって見える。

 

もうちょっと見やすくしたのがこちら。なんかいいですねこれ!

 

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改善点

 

彫刻データはもうちょっと改善する点があります。単純化と線幅を太くすることかな・・・

 

2枚重ねる場合、意外と不安定になるのですよね。。そのため2枚がガッチリ合わさるようにスリットで結合させたりする必要があるかもですね。

 

イタコ姉もきりたんも背景と別れている割にはあまりよく見えないのにずん子さんがよかったと言うことは、背景はガッツリ描いた方がよいということでしょうか。

 

4mm板も3mm+1mmのケースも台座に据え付けるとちょっとガクガクと動いてしまい、これも改善点の一つですね・・

 

先にも書きましたが、スマホで撮った写真では綺麗さが伝わらないのが悔しいですね。

 

ホヤたまご、と言う謎の料理を作ってみた

とある土日の朝の番組で、ちょうど三陸あたりを写していてホヤの食べ方をやっていた。だら見していたのだが、その中にホヤ卵なるものがあって、正直みた瞬間、なんでそうなった!なぜ卵・・・😵という感じだったが、こんな食べ方もあるのかぁ・・・と思い、その時の調理法を僕のスーパーコンピューター並みの記憶力で覚えておき作ってみた。まぁ作る際は他のサイトもお世話になったけど・・・

 

スーパー行ったらちょうどホヤが売っていたので、買ってきた。一つで十分ですよ!と屋台の親父からブレードランナー風に怒られそうであるが、失敗した場合を想定して3つほど。

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ちなみにホヤは原始的な脊索動物の一種らしいのですが、お食事は貝と同じで入水孔(+な孔)から海水を入れて内部で有機物をこして、出水孔(ーな孔)から出すことで生きています。このへんの構造とかは「ウニはすごい、バッタもすごい」と言う書籍に詳しく載ってて面白いので読んでみたらいかがでしょうか?

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これを皮をさばいて水で洗います。動物の皮を生きたまま剥ぐなど、なんて非道な人間なんだ俺は・・・という気分を味わえます。下は生きたまま皮を剥がれ、内部をゴリゴリと手で洗われ、洗う際に裏返しにもされたかわいそうなホヤ。。。

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これに卵を入れていき、爪楊枝で閉じます。いつもは海水が入る部分に卵なんぞ入れられてホヤもたまったものではないだろう・・・

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これを、出汁と醤油とみりんと酒で15分ほど煮て熱が冷めたら食べどきです。日本食の味付けって基本これよね。めんどくさい時は「めんつゆ」すかね☺️めんつゆ最強説。今回は鷹の爪も入れてピリッとしてみました。

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出来上がったらまるかじりもいいのですが、TVでもこんな風に2つに切ってました。他のサイトなんかも見ると同じように2つに切るみたいですね。

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上記の2つに切って食べた感触としては、一口で行けないので、自分的には4つぐらいに切って一口サイズにした方がよいかもしれませんね。下は、その上に「うまくて生姜ねぇ」という商品をかけています。

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食べる前は、え?卵だろ?卵、ホヤの味、煮たら飛ぶんじゃないの?っと思いましたが、うん、、これは、、、卵だな、、、卵の旨味だ、、、噛みしめるとホヤのコリコリした感触も味わえる。。。うん、、うまいな、、、けしからん、、、と食べてました。日本酒がすすみますね。

 

 

 

 

新人さん研修で起こりがちなこと

 

 こちら。読んでおもったので。ちょっとずれた話題なんだけど、新人さん研修で起きることはこんな感じだよねと

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新人さんに対する期待は社内ではとても高いんですよね。みんないい人。別に新人さんをクラッシュしようとかそういう悪意は無い。みんな各個人で、新人さんに対するいろいろな学んで欲しいことがある。

 

それらが新人研修という期間に我こそは!と噴出してしまう。上司が設計書が大事!と言えば上司と同じことをしちゃいかん・・・そうだ自分はWBSだよねぇと感じる、部下には設計書、WBSを学ばせろ!と、だんだん多くなったリクエストが落ちてくる。みんないい人、こんな感じで各個人が学ばせたいことを言ってくる。悪意はない。

 

このリクエストをどうするか、また、新人さんに期間中そもそも学んで欲しいものは何か?を担当者を交えて上司ときちっと考えないと、上の図みたく、単にみんなの意見を取り入れたんだけど、というカリキュラムになり、実施しても期間中結局何を学んだのだろう?と言う感じになる。