arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

へー。

 下記のURL、へーっと思った。人に物を教える事が多くなっていると、例えっていうのは相手が分からなかった場合の簡単な教え方に感じる。だけど、この記事からすると考えを改めなくてはと思う。

 

抽象概念と数学学習
http://d.hatena.ne.jp/KZR/20080616/p1#c

 下記はこの記事の中で自分の言葉を代弁してくれているような言葉。

でも,本題に入る前の枕として使った例さえも,その後の学習を邪魔する恐れがあるというのは,意外な結論だと思う。

 それに対して、コメントのコレも率直にそうだよねって感じますが、もしかするとその考え自体が間違いで教えられた側の応用力を阻害する原因になっているのだろうか・・・ひょっとすると、自分が頭をひねって考え出した例って言うのは教えることの本質に対してどこか破綻していてその破綻した部分も教えられた側は継承してしまうのだろうか。


 そうするとコピーのコピーのコピー・・・のように段々と劣化していく情報と同じではないか。実はどこか破綻しているのは分かっていて教えてしまうんだけど、教えると言う行為の場合、教えられる側の程度によりある程度の間違いを飲んだ「断言」は有効な手段だと聞いた事があるが、これもどこか間違いってことになる。む、難しい・・・今後人に物を教えることがあったときは注意してみたいと思う。


 ※飲んだ「断言」はまたタイミングを見て言うとして。

学習者の年齢とか、脳内での「抽象概念」という概念の形成過程にも大きく左右されそうで、一概に、「具体例はだめ」とは言い切れないように思います。