arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

ビッグコミック 2008/11/20号

 三代目

 「ごろり」の親方はあそこでイケイケに発奮してくれるのを望んだんではないだろうか。「オレに任せろ」的な。でも実際は・・・話の最後に店にも出なくてよい!って言うことで、親方を憎み、発奮して店を飛び出すぐらいの気持ちにさせる為なんでは・・・次号が楽しみですね。


 かむろば村

 終わっちゃったねぇ。結局タケはあんなまんまで終わっちゃったけど、これが中主さんのいう「かむろば村にこれば病気はなんだって治るんだ」って意味なんだろうか。誰も意図するようなタケの未来ではなかったけど、なかなかいい終わりかた。居場所を見つけたって感じですね。でもタケは村長選に出たけど、結局住民票の登録ってしたのかな?とか、いろいろ突っ込み所はあったけど(見にきた母が勝手にやったとか好意的に見てますが)面白かった。ちょっとテンポの速い最終回で、もしかするとウチキリって感じもしないではないけど。次回作に期待。

 最終回の1ページ目で宮城県でよく見る○harと思われる落書きが・・・笑ってしまった。


 ※S○arっていうのは、宮城県の道路を走っているとよくみる落書き。「どうやってこんなところに・・・」っていうのもあって、探すと面白い。


 上京花日

 いいねぇ!男でも惚れるよ!花田貫太郎!高校生の涙にほっくりきた!これはもう現代の金八先生だね!これからが楽しみだ。この漫画家って他にどんなの描いているんだろ。ちょっとチェックする必要があるな。


 遠野物語

 水木しげる(ゲゲゲの・・・)のやつ。これほど毎回オチとかがなくて散文的な漫画も珍しい。各ストーリーは伝承されてきた話なんだけど、何でそんなのが??とかそれで??とかその話にオチはないの??と思わせるような話とか。こういったたくさんの小さな話が集まって遠野っていう不思議ワールドを醸し出すんだろうけどな。2回目ぐらいまでは面喰って自分が異世界に足を踏み入れたようだったけど、だんだん面白くなってきたねぇ。たぶん各ストーリーはちょっとはリンクするかもしれないけど、多くはリンクせずにこのまま進むんだろう。結構こんな形式も好き。