arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

メカブ作ったどーー

 今日新モノでメカブがあってメカブは好きでいつも食べるので、「これ、いつも食べてるアレだよ」子供が興味を示したので購入。料理も上の息子にザクザク切らせて見たりした。包丁の使い方は教えていないので危なっかしい包丁さばき。やっぱり包丁は怖いみたい。

 包丁の使い方で包丁の刃で手に乗っている素材を落とすのをみて痛くないの?と言われたけど、包丁の何をしたら危ないか、痛いか、何をしたら危なくないかについてちょっと説明。道具は危険な部分をしっかり知っておけば何も怖がることは無いと。

 自分が初めて料理をしたのはいつだろうかと思っていたが、姉貴が家でホットケーキのもとを使った簡単なお菓子を作るのを見て後日やってみたのがはじめだったろうか。確か小学2年生ぐらい?今の息子のちょっと上になったころ。親には凄く怒られたけど。(今考えると当たり前だけど)

 さて、メカブの色が茶色いと気づいたみたい。うむ、さすがである。これも湯を通すと変わるよって実際にやってみせて驚いていた様子。こういったのを一つ一つ覚えさせ、じっさいにやらせる。こういうのは教えるのも楽しい。

 自分は千切りにしたメカブを湯通しして醤油と生姜を添えてたべる。これがまたうまい。酒の肴に・・・おっと。今回は売っているメカブのようにみじん切りにしてこの醤油+生姜を息子に食べさせたらことのほかうまかったらしく、ご飯をおかわりまでした。そうか息子よ、だんだん味覚が似てきたな・・・

 誰かがTwitterで料理は時間のかかる教養みたいな事言っていたけどその通りで、料理ってのはほんと作って食べて、その繰り返しで手になじんで生活の一部になるまで時間がかかる。そういう意味では時間がある人らの教養であるし時間が無くなった大人になってから料理を覚えるなんてのはよっぽど理由がない限りはあまり見ない。子供のうちからやらせる(時間に投資する)のが一番だと思う。

カップラーメンを高いといえるような自炊能力は、既に文化資本なのですよ(´・ω・`) 自炊能力を身につけるためにお金や時間などを投資していますから。そういう投資をする機会がなくて、割高なカップラーメンと食べているというのが貧困ということなのですよ(´・ω・`)

http://togetter.com/li/304874

 なので息子がこういうことに今から興味を示すのはとてもうれしいし、楽しい。実際嬉しいんだよと言ってあげた。そういえば自分の親はどうだったんだろう。自分が料理することについて別に喜びもしなかったし文句も言わなかった。まぁ料理ができるようになると親が作った物を食べないで自分で料理しちまう嫌な子供だったんだろうけど。あと実際は褒められたのかもしれないけど、そういった褒められた記憶ってのはなくなっているだけなのか。息子に教えるためにどんなことをすればいいか・・・ちょっと考えた日だった。