arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

不惑なのにこの先にドキドキな40超えのオッサンが「40歳からの会社に頼らない働き方」読んだ


 ※相変わらず本の内容は無いよう。


 本屋行って目的の本が無くて購入意欲が空中分解したところで何買おうかな・・・とか言ってふとちきりんが書いてあったので買ってみた本。ちきりんおすすめなのかね・・・まぁいいや、って。この本では特に真新しいことは言っていないけど、しごく当然かなっと思うことを言っている。会社と言う組織だけじゃなくて個人が個人として考えながら自分の人生を生きろってことだろうね。そのための考え方を教えますよってのがこの本。


 こうやっていろんな本読んでる限り、計画は大事だが小さく小さく成功しながら大きな目標に迎えよっつーのがいまのトレンドなのかね。まあ、そんなのは多かれ少なかれ成功してきた人らが無意識的に実行してた事なんだろうね。しかしこの人の文章、底抜けに肯定的な文章を書く。読みやすいし。いままでこの年になると年齢が一番のネックって思い込みあるけどそうじゃなくて、この年は始まりの年だって思わされる。そう思うのもいいかもね。


 この本で一番いいなと思ったのは、スキルを磨くということは、自分の今までの経験を整理するために学問を学ぼう、体系的に自分の仕事を覚えようと言うこと。それはこの本では「学びなおし」をするというう表現をしている。学びなおしの例として北欧の例を挙げているが、北欧では失業した人に対する手当てが多いということ。そしてその手当が学びなおしの支援に充てられるということ。日本では北欧のような仕組みが無いにしても個人でできるそれが本を読んで体系的に覚えることであったり、社外勉強会がそれに当たるんだろう。

 北欧の例はすごく魅力的だけど、人は財産って言葉が生きているんだろうね。日本だと失業は本人のやる気が足りないってことでその人に投資するなんてあり得ないって発想でそこから変わんないとあれだべ。つまり変わんない。自前で本買って学びなおしをする必要があるし、社外勉強会出ろって事だろ。


 この本の言いたいことは単純で、

  • 会社に頼るのは危険だよ。そうじゃなくて複線的な働き方を目指そうね。
  • 初めからそんな事できないから、なんでも自分で決定する癖つけようね
  • なにかするにしても大きく踏み出すのは危険だよ、試行錯誤して小さな成功体験を持とうね
  • 仲間見つけて補完し合おうね。そして仮想会社作って勉強しよ。

 と言う事に尽きると思うな。ちょっと多かったか・・・


 最終章の複線的な働き方実践は、はじめの「仲間作り」がねっwこりゃ無理だわなって思ってしまう。一人で何やっても大きくは出来ないってのは分かってるんだけどね、、、某同級生みたりしてて、、それでも踏み出せってことなんだろうけど。それこそアドラー心理学の勇気を出せ!だわな。

 働き方にはいろんな形式がある。会社だけじゃなくて社会貢献からお金を得るって方法もある。いま流行ってきた3Dプリンタで小さく始めるってこともできる。仮想会社からクラウドファンディングでお金を得て働くってこともできる。起業のハードルは凄く下がってきた。海外って手もある。高齢者には在宅勤務って可能性がある!未来は明るい!オッサンども人生を謳歌しな!ッテことで締めていますが、ほんとそう思いたいね。