大変化 経済学が教える二〇二〇年の日本と世界 (PHP新書)
- 作者: 竹中平蔵
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: 新書
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おらぁよ・・(北の国からの田中邦衛風に)馬鹿だからよぅ、経済なんてちったぁわからねぇからよ。この大先生・・政府の偉い人やった人がよ、言うのならたぶんそれが未来なんだろうなぁと思ってよ・・読んでみたんだよ・・
経済学をバックボーンに大臣をやった経験から日本政府、経済界の実情や、問題点、などが平易な文で書かれているのですごく読みやすく分かりやすかった。大体は既得権益に集約するような感じを受けたけどネットを徘徊していれば、よくよく情報を取捨選択してれば得られるようなものでもあったけど。
自分は経済学なんてやったことも考えたこともない人間ですが、著者の言いたいこと、未来は、まぁ、、そうなるよねぇ・・と漠然と思っていた事であり、まぁこの本の考え方を仕事に生かして動けるのであれば、ほんといいねって感じる。
ただ、巷で言われるような小泉政権で一緒になって格差社会を作った張本人というレッテルが自分の心にもあるらしく、書いてることが正論、まともに感じるのだけど先のイメージが先行して、お前が言うな的な感情が沸々と沸き上がる本であった。(これは俺が悪いんだけども)
自分はそういうイメージを持ってしまっている所があるのでどうしようもない馬鹿ですが、今現在の日本における悪いところ、これからのこと、世界情勢などが2〜3時間程度で読めて分かるので、800円程度の価値はあると思いますよ。