arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

ずん子のゴム印作成

レーザーでのずん子もの作成もそろそろアクリルが飽きてきましたのでちょっと違う系統の物を・・・と言う事でゴム印を作ってみました。この界隈では消しゴムハンコを作られているログさんが有名ですが、手彫りに対して自分はレーザーで彫っていきます。

まずデータ作成ですね。データはこんな感じで作っていきます。対象は60mm*60mmとしました。ゴム印としては破格の大きさですね。この大きさにしたのは大きい方が楽しいのではないか?と言うのもありますが、果たしてレーザーはどのぐらいの細かさに対応できるのかが分からず、なるべく大きくしてみようというものがあります。





ちなみにこんな風に作ってきます。ハンコで境界線が大事ですので、周りを作ってパーツを描画して、最後に抜きます。実は今回感じたのですが、なにもレーザーは最終物が白黒の画像になっていればいいので、別に抜く必要は無いのですよね・・・orz...だいたいこの絵で2時間〜3時間の間です。

白になる(谷になる)部分をひたっすらトレースしていきます。

ひたっすら・・・無の境地

あぁ、、出来た、、かわいい・・



これをレーザーで彫ります。ゴム板はレーザー専用のものがあり、それを使用します。こんな風に彫れます。上がHAJIMEで彫ったもので下がトロテックです。HAJIMEにはゴム印モードがあるみたいで、ショルダーオプションと言う印刷面から彫った谷の部分にかけて斜めになるように自動的に彫ってくれます。対するトロテックもハンコモードがあるみたいですが、今回はメニューから見つけられず、素で彫りました。


自分的にはトロテックのただの彫りの方が好きです。反対になっても絵が楽しめますので。これをカッターで切り出して、水とブラシでゴシゴシ洗い、ゴムのカスを取ります。HAJIMEの方はショルダーオプションで出来たヒダに付いたゴムカスがなかなか取れませんね。これでも頑張った方です。





こんな感じに台に両面テープを張り、余分な部分を切ります。



これを台座に貼り付けていきますが、、おっと、、貼り付けてみたら白い部分が見えてしまいます。これでは触ったらペタペタしてしまいますね。やり直しです



貼り付ける方法を変えてみます。ゴム印に両面テープを貼り付けてイラナイ部分を切ります。これならいいでしょう。

ずんこ、爆誕!!

ずん子はんこ、略して「ずんこ」です。

m(。・ε・。)mスイマソ-ン


イタコ姉は材料の関係上、台にくっつけられなかったので次点です(ただし、後日つけて完成です)

大きさは、正方形が60mm * 60mm * 60mm で、長方形が 60mm * 90mm * 90mmです。作ってみて分かったのですが結構デカいです。男の手に余る代物ですね。



インクつけて押してみるとこんな感じです。結構線が出ますね。きりたんかわいいです。


今年はたくさん作りましたわ〜

もう疲れて眠いです〜

では、今年もいい年でした。来年もよろしくお願いします〜(フェードアウト)


作ってみて感じたのは、60mm*60mmは大きすぎッてことです。当初、大きい方が作りやすいし満足感出るだろ的に簡単に思っていたのですが、作ってみると手に余る感じがしてもっと手になじむ感じを追及せねばと思いました。また、ゴム印を付ける台もこちらが初めに60mm*60mmとしてしまったために市販の台っぽい素材のサイズが合わずに見つけるのに苦労しました。

おまけ

ねむねむずん子さんの彫り過程です。10分ほどです。

ところで、また作りたいのですが、これを繰り返すとお金が消えていくスピードが半端ないです。今回作成したこのずん子さんゴム印を買っていただける人はいないでしょうか。試作に部類しますので1000円位(送料別途)でいかがでしょうか?うーん、、望み薄だけど