
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
- 購入: 91人 クリック: 724回
- この商品を含むブログ (1190件) を見る
Web進化論の続編みたいなものと言うことで、発売するのを聞いて買ってみた。まだ半分しか読んでいないけど凄く衝撃的過ぎてなにか書いて見たいと思った次第。
まず驚いたのは本屋の文庫新書コーナー。大体10冊前後づつ色々な新書がおいてあるけどこの本の部分だけ2冊しかない状態。前の本も面白かったけど、よっぽど売れているんだろうなぁ・・・とそこからも凄さがわかる。
Web進化論も面白かったけど、こちらの本の第一印象はというと「10年前にこの本(この考え方)に出会っていたらなぁ」ということ。
確かにこの本の言うとおり、現在は混沌として面白い時代だと思うし、何かやろう、勉強しようとするとインターネットが高速道路のように存在するし活用しない手はない。自分自身はどちらかと言うと、ちょっと前に勉強した事のあるライブラリの概念で言う「水道管」に感じるが。
自分が子供のときであれば、例えばパソコンのプログラムを覚えたいと言うと、図書館の古い本を借りたり、本屋で2〜3時間も立ち読みして、足りない部分は何日も考えたりと、雑誌の次の発売日を待ったりと時間の流れが非常にゆっくりしていたと思う。でも今は高速道路がある。
高速道路に行けばそれこそ玉石混合だけど情報の取捨選択方法さえ覚えてしまえば、その中からダイヤやルビーを見つけるのもできる。また、そこから関係ないものを見つけて、興味を覚えて違う世界や異なる考え方を自分のものにする事もできる。
著者が言うようにWebにはまだまだ可能性を秘めていると自分でも思うし、何か自分でも出来るんではないか??と日々考え、挫折しまくっているが、そう思いたい自分がいる事を発見した。
凄い感動した。10年前にこの本があったならと思うくらいなんと自分は時間を無駄に使ってきたのかな。