現代という時代において、遊び人が賢者になるための道 を読んで

　正直そうだねぇ・・・って思う

　よく周りから「勉強してるねぇ」とか言われる。単にWebの中身は面白いことだらけで見ている（覚えている）だけであるが。それが興味も無い人からは勤勉と言う言葉にすり替わるんだろうね。別に「勤勉であること」って言うことが好きじゃないけど一所懸命覚える！見たいなものではなく、単に「好きだから」がトリガーになるのだろうって思うけど。

　それが梅田氏の言うように「好きな事を貫く」をするには「人生に没頭する」になっているのが条件だろうし、自分はそこまで人生に没頭できないから駄目なんだろうなと。

しかし梅田氏が「徹底的に勤勉であること」という表現を使っているのを見て、
私の考えている「好きなことを貫く」ことと梅田氏の考えている「好きなことを貫く」こととは
異なるものなのかもしれないと感じている*1。

　これは言えて妙。MSXを買ってゲームカートリッジが無いのでベーマガのプログラムをひたすら打つ姿をみて自分の親は実際「バカになるよ」といったし、目が悪くなった理由にもいつも「ゲームばっかりして！」といっていた。実際はプログラムの事で頭がいっぱいだったわけだったけど。

私たちの世代が幼少にプログラミングを始めたばかりの頃、
世の中の大人たちはその姿を見て勤勉だと感心しただろうか？
暗い部屋の隅でカタカタとキーボードを叩く姿に*2
息子や娘の将来を感じただろうか？

　・・・中略

そういう、熱中した対象への突進力こそが、
現代において、遊び人が賢者になるための道なんじゃないかな。

　この人、ラストマン戦略と言い、頭いいよなぁって正直思う。