arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

無題

 よく会社で「どうやったら今ある新技術が仕事として取れたり、生かせるようになるか」なんて議論になるんだけど・・・自分が思うのは、


 「アイデアがある人が社内で気軽に定時後でも活動ができる環境」


 をつくりゃいいんじゃない?っておもうんだけど、どうなんだろう。「Aがしたい」って思っても、上司たちで検討して、そのまた上司にお伺いを立てて、そのうち当人を離れたアイデアは腐ってくるとかするんでは会社に言っても仕方がないってなる。風通しがいい組織ってのにつながる気がするけど。


 でもリスクがリスクが・・・って言う人はいつでもいるけど、その人には「何もしなければ?」ってしか言えない。大概何もしないための発言だろうから、そんな人はこの際無視していい。


 たとえば、会社の休眠サーバを使ってもいいとか、勝手にDB入れていいとか、勝手にAPサーバ立ててもいいとか、会社のPC使って勉強会を開くとか(短期的な視点と、それが仕事につながるかどうかなんてのは二の次にしてPCを使わせてくれるとか)こんなのは家ではなかなかできないよね。


 Googleの社員って仕事時間の20%を自分の時間につかっていいんだっけ??普通の会社がやったらまず無理だろうね。でも定時後なんかに会社の休眠資産(サーバとかPCとか)活用して色々やってみたら道はなにかしら見えてくるんではないだろうか?道は見えずとも社員に知識は定着するよね。


 サービスインなんかしたときには該当社員に正当な報酬を払えばいいんだろうし。たとえ何も払わない会社だったらそういった人はそれこそオープンソースなり他社なり他に行くだろうしね。昔からあるQC活動だってもともとは社員が定時後に集まってどうやったら品質のいいのが作れるんだろうって考えたのが始まりでしょ。


 僕は基本的に物を作って公開する方法は知っているから、社外でやろうって思うけど、でも決定的にやりづらい部分がある。仲間がいないところだ。でも社内でやっていたら面白い事をやっていれば集まってくるし、同士だって見つかるかもしれない。3人寄れば文殊の知恵ではないけど、人が集まれば色々と出てくるかもしれない。それが発展して仕事にもつながるかもしれない。

 
 ようは「会社にいれば面白い」ってことと、会社と社員の利害関係が一致する部分を考えることなんだろうけど。こう考えるのは僕がサラリーマンだからなんだろうけどね。