arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

いも煮会

 今日は保育所のいも煮会だったんだ。いも煮会ってのは秋の晴れた日に河原なんかでトン汁をつくってみんなでアハハ、アハハって楽しむ行事で主に宮城や山形で開催されるイベント。ミソ系の宮城としょうゆ系の山形と作られるトン汁にも違いがあったりする。ちなみに今日は宮城風でした。


 いやぁ、グダグダだったよ。何がグダグダだったかって、子供と自分が。会場につくなり機嫌が悪いうちの子供は何かにつけグダグダとママンに絡んでくる。いろいろと機嫌をとろうとしたり、逆にほっといたりしてやり過ごしたわけなんだけど、食べる時になってもう最高潮に。あれだ、スーパーなんかでよくみる駄々っこ。床に寝ころんで足をバタバタさせて親を困らすようなアレのもっとすごいやつ。


 会場にいたみんなは一つのレジャーシートで楽しそうに食べていて、よその子供ってのはすごく良く見えるんだ。全然グダグダじゃないし泣きもしないし、ちょこんと座ってかわいく食べているし。食べ飽きると遊びに行ったりと。それに引き換え、僕たち夫婦は鬼っ子(僕のこども)のグダグダに付き合ってちょっと離れたところで食べたり食べなかったり。会場を提供してくれた方はなぜか自分たちに付き合ってくれて正直うれしかったけど。なんか自分は非常に惨めに感じた。みんなどんな風に子育てやっているんだろう。何かコツみたいなものはあるんだろうか?藁にでもすがって聞きたいくらいに惨めに感じた。


 そのうち見境がなくなってしょうがなくて車でちょっと散歩に行こうとしたんだけど、もうダメね。精神錯乱状態みたいな感じになっちゃって。子供ってこんなに分けが分からなくなるんだなぁと思いつつ、いやぁ、子供に殺意を感じるってのはこうやって醸成されていくんだろうなと感じた。子供がいやになってくる自分とそれを見つめる冷静な自分。冷静な自分はいやな自分を見ている分、さらに心はどんよりと曇っていく。それが日々蓄積されていく。子供の笑顔を見ると蓄積した毒なんかは解毒されていくんだろうけどね。


 来週から2歳、魔の2歳をどう過ごすかで違ってくるらしい。嫁と話していてうちの子供の性格としてグダグダが強いので、まずはあのグダグダをどうするかって話をしていた。がんばっぺ。