arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

「目立つ力」を読んだ


目立つ力 (小学館101新書 49)

目立つ力 (小学館101新書 49)

アーリーアダプターから、アーリーマジョリティへ捧げる。

 氏の「断る力」を読んでから面白いなぁという感じになり、自分もカツマーに飲み込まれてきたかなと感じつつ、他の本も読んでみようかというときに見つけた本。正直、自分もサイトを持ち、ブログもあまり人も読まないけどココで書いているので、ブログなんて分かっているけど・・・という感じで購入。



 既にブログ書いている人には半分は必要ないです。どちらかと言うと、この本は、「なんかブログってみんな書いているらしいし流行っているらしいけど(今更か?と突っ込むところ)興味はあるけど書くことは無いし、メンドクセーし、なんで家でまでパソコンを見なくちゃならないの?」と言いつつ、家庭や居酒屋で「カチョー、パーローン!」とかグチを言っている人(こういう人がアーリーマジョリティか?)向けの本です。



 ちなみに、冒頭のアーリーアダプターとは、著者の勝間和代氏のことで、流行を人々にブリッジさせる人(この意味は本最期の対談で分かります)として書いています。この本で一番面白かったのは、最期の対談の部分。この対談で言うと自分のメンタリティは、小飼弾さんと同じ。「何かを作りたい」ってこと。作ってはそれで飽きてしまうタイプ。何も残していないけどね。



 既にブログなんかを定期的に書いている人なんかは本の後半、氏の言う「戦略」をもって自分をブログ、Twitterなどで目立たせるために読んどいて損は無いと思います。じゃぁ、戦略は何をしなくてはいけないかと言う事については、興味のある方は本を読んでみてください。


 上記にも書いたように、本の半分は氏の経験談と、ブログ、ツイッターなどのサービスとは何ぞや?といった入門的なもの、その種類が続きますのですっとばしました。でも後半の戦略と言う言葉を聞いて、自分にはこのブログに「戦略」ってあるかなと感じました。あと、自分のサイトもそうです。


気になった部分


 よく、インターネット上ではネットはこれからマスメディアの代わりになっていくとかいった議論とか、いかに今の4マスがくだらないかという議論を見ることができるけど、氏は、どちらかと言うと

ブログは4マスのスキマをうめるメディアになっていくだろう

 と言っているが、ということはネット自体がそうなんじゃないのかな?


 58ページの「平成教育委員会」で平々凡々な成績におわった件についてもiPhoneとかもちこめたらぶっちぎりで優勝できたとあるが、昨日まで読んだ「断る力」で最期に氏がWinWinの関係のことを言っていたがまさにそのことなんだろうなぁ。周りのみんなの力があって自分の実力が出せるっていう関係。で自分も誰かの助けになっていると言うこと。「自分の弱点は弱点で分かっていて、助けを求めると補ってくれるところ」がインターネットの素晴らしさなのかな。


  「質が量を凌駕する」といっていますが、まさにこれはインターネットの特徴なんじゃないでしょうかね。玉石混交っていうのか、そのなかから情報の取捨選択が大事っていうのか・・・自分にとっての真実を見つけるのが楽しいってところか・・・



 67ページではビジネススクールの話。どうやったら寝ないですむか。これには笑ってしまった。これが奇しくも彼女を有名にするネタになった話。この本でも言っているように、ブログに書くネタなんて自分の周りに落ちているもんなんだろうなぁ。ただ、本人にはそれが見えないだけ。

 73ページ、氏の戦略上のミッションのメモ

「インターネットを正しい戦略を持って使って人生を変える方法」


 じゃぁ、インターネット上の自分のミッションはなんだろうか・・・


 ちなみにこの文章で、僕の場合30分前後。この程度の文章を書けばいいってことか?