ビッグコミック「憂国のラスプーチン」始まりましたね

　前号から予告していたものですが、つかまった議員や秘書にはなんの感情もありませんが、これを書いた人に注目。伊藤潤二氏。稲川淳二じゃありませんよ、ハイそこの人。僕は「ギョ」でこの氏の描く異常な世界に圧倒された手合い。この雑誌かな？過去には「人間椅子」が短期連載されていたハズ。

ギョ 1 (ビッグコミックス)

　なんだろう、肉体的な怖さ*1でありながら僕の想像力を遥かに超えたプロットで僕の精神を蝕む彼の作風。どこか「まことちゃん」や「おろち」的な絵のなかにギャグか？オイ？的な突っ込みを入れたくなるけど凄く読んでいて不安をあおる絵はいつも物語の途中で本を閉じたくなるほど。

　何はともあれ、この氏の描く漫画「憂国のラスプーチン」単なる議員の逮捕激から終わりまでだけの物語には終わりそうにない気配で、興味シンシン。

*1:特に「ギョ」の２巻にあった「阿彌殻断層の怪」は僕は閉鎖的な恐怖と肉体が破壊される恐怖で怖くあった