スティーブ・ジョブズvsビル・ゲイツ (PHPビジネス新書)
- 作者: 竹内一正
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 新書
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内容とか
Macのスティーブ・ジョブズと、Windowsのビル・ゲイツ、どっちが凄いだろうかという単純な本。それをいくつかの視点(経営力、人物力、突破力、仕事力)に分けて、両者の違いを紹介し、ドッチが凄いかを最期にコメントする本。最期には2人が起業できる環境はと言うものに言及し、では日本では・・・と言う話で結ぶ。どちらかと言うと、ジョブズに軍配が上がるような文章構成・・・僕もあやうくジョブズファンになりそうになった。でも最終的な勝敗はどうだろうか・・・興味のある方は読んでみてください。
感想とか
「MSXって何の略だ?」「(M)マイクロ (S)ソフト (X)エックスの略らしいよ・・・」とうわさし合った(青)少年の頃から僕らは(名前だけは)知っていたマイクロソフトに親近感を持っていた。そのMSXにもマウスとかGUIがどーたら言われた頃に、マッキントッシュってあるんだってよ・・・マウスでアイコンってのをクリックするとプログラムが起動するらしいってMSXマガジンに載ってたよ。え?アイコンでプログラムが起動・・・どういうこった?なんか未来的だな。そんな(青)少年だったころ、2人は既に起業してバトルを繰り広げていたわけだ。その頃の記憶も相まって2人の生い立ち、起業の様子などは面白く読むことができた。
読み物としては抜群に面白い。特に第2章の人物力については、2人のハチャメチャ振りに思わず電車の中で笑いそうになってしまった。いやぁ、こんな上司なら付き合いたくないし、付いていきたくないなぁ。うちのボスがかわいいぐらいに見える。それより僕はこの著者の語録にも笑いそうになった。
P93
だが、歳と共に薄くなった髪の毛では、ゲイツに軍配が上がるというと叱られるだろうか。
おいおい、生い立ちバトルにコレ関係ないし・・・
あと、2人の特徴をとらえたフレーズがうまい。
P126
この人の文章、結構読みやすく僕は好感が持てた。いくつか読んでみたいと思う。