好評だった大阪開催に引き続き、日経BP社 ITpro主催の「Multi-Screen UX Competition」への応募を目的としたイベントになります。
コンテストのキーとなるのが「複数デバイス」そして「楽しい体験」。技術ありきのアイデアではなく、「こういう体験を作りたい!」というところから始まるアイデア。
ちょっと違う視点から攻めていくことで、普段の仕事だけでは見えない発見もたくさんあるはず。大阪開催では、旅の思い出共有アプリや絵本作成アプリなどが開発されました!
005 Event | Designers Hack(デザイナーズハック)
当初は行かない(行けない)と思っていたのだが、facebookで見知らぬ方からメッセージが・・・「なにぃ・・・スパムか・・・」と思って開いたところ、日経BPの菊池さんという方から参加しませんか?というメッセージでした。当然面識はないですが、「わざわざ誘っていただけるとは有り難い、これは行きたいね、いや、見知らぬ私のためにわざわざ時間を割いていただいたのでは行かねばならぬ!」と家のカミさんと息子がすがるなか「俺は行くんだ!」♪ザッパーン!!(岸壁に波が当たる音)とかいう想像をしながら来たのでした。いや、本当はこんな会話だったけど・・・
俺「あのさ、、、土曜日さ、、、イベントに出たいんだけど・・・」 カミさん「いいよ・・・」(ちょっと曇った表情で、でもこっちは見ない) ・・・((;゜Д゜)ガクガクブルブル
※彼女の名誉のために書いておきますが、とても優しい妻ですよ。(おっと誰かが来たようです・・・)
内容
スマフォ、テレビ、パソコン、それらのデバイスを超えた、協調したアプリやサービスを作って(アイデアを考えて)発表するもの。そう言ってしまうとどれでも使えるWebサービスっぽいもの?って思ってしまいそうだが、そうじゃなくて、マルチスクリーン、、、2台のスマフォを並べて画面を使うとか、(並べて昔懐かしのピンポンなんかできると面白いかも)スマフォをコントローラーにしてテレビ上でゲームするとかいったものを考えるという催し物。
午前中でアイデアを考え、そのアイデアを午後の3〜4時間程度で実装や資料を作ったりし、発表しました。
- アウターホン:不審者撃退(iPhoneにて実装)
- JENGO:ぷるぷるふるえる手で飲みながらあそぶ(落ちるところを実装)
- シャッターオンステージ:飲み屋で盛り上がる(アイデア&デザイン)
- おかたづけアプリ:三つ子の魂百まで(アイデア)
- 対戦型お料理レッスン:(アイデア)
- サプライザー:寸劇(アイデア)
- みんなでめざまし:寸劇(Twitterアプリで実装)
- Broken Window:(アイデア、動画イメージ)
- ドラゴンヒーロー:紙芝居(アイデア)
- チェインズ(まっつぐ):(アイデア)
- みんなでばくだんゲーム:(アイデア)
- UNI ババヌキ:ブルブル(アイデア)
実装もあり、アイデアだけもあり、映像でのイメージもあり、、、みんなができる範囲内で自分たちの考えたものをできるところまで実現のための作業をしていました。この中で僕が気に入ったのは「おかたづけアプリ:三つ子の魂百まで」と「まっつぐ」でした。僕ポイントは「おかたづけ〜」は自分も子育て中で同じような考えをしていたこと。「まっつぐ」はまさに複数のデバイスを強調させて遊ぶ、多人数がその場で楽しくなるというアイデアに惹かれました。
自分のチームとしてはアイデアを多数だし、その中から「サプライザー」に決定したのですが、自分はチーム内で出たアイデアで「みんなでめざまし」を実際にTwitterのサービスとして実装したらある程度できるんじゃないかと思い、一人黙々作っていたり、チームの人としゃべったりと・・・ちょっとここにきても団体行動できないのかよ!と思われていたのかも。チームの人には申し訳ないと思った。
発表を見て思ったことは(自分の説明の仕方が悪かったのは置いておいて)こういったときは「実用性」ではなく「面白さ」「ネタ」を追求したもので、動くモックよりは、そのイメージを膨らませるための資料、、、できれば「映像」が人の心を打つのだなと感じた。たとえば実用性もいいのだが、その実用性の中にある「面白さ、遊び」を見出して育ててやる。そういう作業が必要なのかなと。今回は単に「これなら作れる」と言う発想で突っ走ってしまった。おじさんには難しい〜!
食事もあり、豪華景品も出していただき、楽しいイベントでした。