arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

「なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書)」を読んだ。傲慢だな、、いい性格だ。

 さて、この人なんかいつも炎上してんなぁ・・・本書いてもなんか言われているし・・・本そんなに面白くないのかな?それともなんか嘘っぱちでも書いているのかな?と言うことで本を読むのをためらっていましたが、この機会に読んで見る事にしました。なんせ僕は出張中!会社への行きだけで1時間以上!暇はあります。なはは!


 んー、この人、頭いいね。自分なんか比較になんないぐらい。あぁそうだよ、自分はFランにして相手は早稲田なのです。比較するのがまちがっとります。学力は元より、小学校からの自分の立ち位置を創り出すってのが自分には出来なかったと言うより思いもつかなかったな・・・そういう意味でも頭いいんだよね。


 読んでみて感じたのは、何がこの人がネット上で嫌われる理由なんだろうか、それすら分からなくなった。けっこう普通のことを傲慢に言ってるだけのような気がする。p95の「「受かって当然」だと自分で考えていました」なんてもうすごいよね。そのあとの「あぁ・・・我ながら厭味ったらしいですが、本当にそう思っていたので仕方がないです。」とか、思わず電車の中で笑いはしなかったけどニヤっとなりましたよ。


 あと、受験の際の勉強法で暗記に関して「正答率」「回答スピード」「記憶の残り具合」なんか測っていたとありますけど、これ行動分析学で言われるサフメッズですよサフメッズ。すげーーな。そんな風に自分の行動を外から見る事が出来ていたんだね。逐一動作をつけて絶叫!は気持ち分かるな。自分も絶叫しながら英語の教科書読んでた時期があったw


 あと、「圧倒的な時間をかける」と「時間をかけるための情熱」これは対なんだよね。でも自分思うんだけど、たいていの人は情熱と言うとたぎるような、、ほとばしるような熱い感覚を想いつくけど、自分は最近情熱って実はそうじゃないんじゃないかな?って思うようになった。


 大概、「おし、やるぞーーー」のむさい情熱は長続きしない。何でかって言うと、やるぞーーはいいけどその後どんな行動をどう(ずっと)続けるか・・・が出ないから。燃えて終わりなんだよね。そうじゃなくて淡々と知らずのうちにやってしまう、生活の中に入り込んで無意識にやるようなどっちかと言うと「冷たい情熱」みたいな・・・情熱ってそんなもんじゃないかな?って思うようになった。


 高校の先生が「湿れる松の如く」って言っていたけど、乾いた松はあっと言う間に燃えてしまうけど湿っている松はチロチロとしか燃えない。でも長く燃え続ける。そんなのが情熱って言うんじゃないかなと。いうなれば生活の一部になってしまったもの。


しかし、ホント傲慢だこいつww(こいつ呼ばわり失礼!)いいなあ、、、こういう性格、、、傲慢な文章読んでも別にと言う人は読んで面白いと思いますよ。まぁ傲慢な文章嫌いな人は・・・こういう人もいると思って読んでみるのもいいかもしれません。