表題の号にて、そうめんの製法について言及がありました。
そうめんの作り方として、
- 小麦粉を、塩、水、油でこね、生地を丸く伸ばす
- 蚊取り線香のような切込みをいれ、油で引き伸ばしながら螺旋状に細くしていく
- よりをかけながら二本の棒にわたしていきゆっくり引っ張る
- 云々・・・
※あとは本誌を購入してください
そうめんは油を使う麺で、冷や麦や手延べうどんは、これと違い油を使わずに伸ばすときに米粉を使うとあります。
ん?と思いました。白石温麺(うーめん)が好きな者としては、白石温麺こそが油不入り製法なのだだだ!
今から四百年ほど前、伊達藩白石城下に鈴木味右衛門という人がおりました。父が胃を病んで床に伏し何日も絶食しなければなりませんでした。親思いの味右衛門は大変心配して、何か良い食餌療法はないかと八方手を尽くしたところ、たまたま旅の僧から油を一切使わない麺の製法を耳にし、これを作って温め父に勧めたところ、胃病は日ならずして快方に向かい、やがて全快したということです。油を使わないで作る麺は胃にやさしく消化も良いので回復を早めたのでしょう。
http://tsurigane.com/original2.html
白石城の片倉小十郎公は、前記の孝行話の「温かい思いやりの心」を称え、その麺を「温麺(うーめん)」と名付け、地場産品として奨励しました。
この油を使わない伝統的製法は、その後秋田県稲川町に伝わり稲庭うどんとなったとも言われております。
なぜ白石温麺を取り上げない!!!(`・ω・´)キリッ
と思いつつ、あれ?と思いました。米粉って白石温麺では使っているの?と。ホームページで確認すると、米粉を使うという記述は無く、代わりにでんぷんを使うという記述があります。なるほどー、でんぷんかーー、そして電撃速攻にきちみ製麺へ質問のメールをしていました。白石温麺といえば釣鐘印です。
ここでは質問のメールや回答などはきちみ製麺さんには許可を頂いていないので、要点だけ書きます。
- そばもんの素麺製法と同じく螺旋状にする際にでんぷん(米粉の代わり?)を使う
- この役割としては油と同じく伸ばした麺通しがくっつきにくくするため
- 古来の製法では、麺通しがくっつきにくくするために何の粉を使ったかは不明
- 現在では手軽に手に入る馬鈴薯でんぷんを使用している
なるほどーー、またひとつ勉強になった。
Love白石温麺!
しかし、我が家の在庫では先日に白石温麺の在庫が切れたばかり、、カミサンの推す、ナンバーワン素麺やナンバーワンうどんに負けつつある最近、財務省の反対を押し切って買うのはしがないサラリーマンお父さんには難しい・・起死回生を狙って僕は温麺を・・温麺を・・買う理由・・そうだ!ずん子温麺だ!

- 出版社/メーカー: きちみ製麺
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これを買えば子供が付いてくる!そうだ、、子供さえ抱き込めば、、子供さへ抱き込めば・・・温麺を食える。。食えるのだ!!
・・・とここで途絶えている・・