メダルきりたん爆誕\(^-^)/
— あるかなむJP・LINEスタンプ販売中! (@arcanum_jp) 2016年12月22日
メダルから飛び出るぐらいのかわいらしさ pic.twitter.com/3kGVurmLD6
先日からこんな絵を描いていたのですが、これの目的は、以前からレーザーカッターはイラレが使えれば色々切ったり削ったりできるよ!と言われてて、実際にカットしてみるためにデータを作っていたのでした。
仙台にはFab Lab仙台という3DプリンタやらレーザーカッターやらUVプリンターやらを時間貸しする場所があります。1時間1500円とちょっとお高い金額ですが色々とデータを作り、持っていきました。
『FabLab SENDAI – FLAT』とは、個人や小規模チームによるものづくりの実験の場であり、実践の場です。
http://fablabsendai-flat.com/
レーザーカッターや3Dプリンターなどデジタルデータを利用する加工機械を使い、スピーディーかつ低コストなトライ&エラーを通して、自分のアイデアを形にしていくことが可能です。
レーザーカッターとして設備としてあるのは中国メーカーのHAJIMEという機械と、トロテックという海外メーカーの機械で、今回使用したのはHAJIMEのほうです。HAJIMEにデータを出力するHARUKAというソフトにイラストレーターから、スクリプトでデータを送る形で使います。イラレのデータは書類のカラーモードがRGBで(これ大事、忘れてて今回20分以上無駄にした!!)カットする線はRGB(255,0,0)で線幅は0.25で作り、掘る部分は、RGB(0,0,0)の面データで作ります。線が細すぎるのでデータを作るときはこんな風にカットする線の塗りをいれて形がわかるようにしています。
実際に写真ではこんな風に切っていきます。見えているのは娘がすきなすみっコぐらし、のキャラです。
がんばって1時間30分もかかってこれしか削れませんでした。でも満足です!(と思うようにしています)
表面には紙が付いていますが、これなかなかはがしづらいんですよね・・・聞いたら水に濡らしながらやるといいと言われたので、10分ほど漬けてからはがすと面白いようにはがれました。
これはきりたん。6cm×6cmのアートボードで、これぐらいなら結構細かい造形が可能です。コインから飛び出すぐらいのかわいいきりたんです。
これは4cm×6cmぐらいのアートボードで、ずん子。左側のぴょん毛の部分はきちんと穴になっています。また、スカート後ろの帯はパターンを作って表現しました。右側の髪が飛び出した部分はこれは長く使うと折れてしまいそうですね。
これは4cm×4cmのアートボードで、ずん子。左側のぴょん毛は5mmほどの線になってしまいましたが・・・うーん、、、一応切れて・・・いま・・す?という感じでこのぐらいが限界でしょうか?ただ真ん中のふんわり髪の穴はきっちり切れています。穴の幅が2mmぐらいあればきっちり切れるみたいですね。
娘がよろこぶかなと、すみっコぐらしのキャラも作ったのですが、なんとレーザーの設定が甘くてきちんと切り出せず、2体だけが辛うじてできたという・・・しかも1体は耳壊れたし・・・
スチームパンクきりたん爆誕!
ここからはもっと遊んでみました。作ったデータに歯車をあてはめただけですが・・・ちょっとちいさくしすぎたみたいですがこれは、まぎれもなく、きりたんです。
それを市販されているペンダントに当てはめると、もうちょっとそれっぽくなってきました。
ムスコ向けの学習用具もデータ作ったのですが、時間がなくてできませんでした。悔しいなと。年明けにもさっそくリベンジしたいと思います。レーザーカッターはそれ自体は切る、掘るで、白黒な造形しかできませんが、これにUVプリンターを使って本格的なキーホルダーを作るなど、いろいろと組み合わせると面白いかもしれませんね。
動画も貼っておきます。