こちらの続きです。
どうも。今までずん子の台座シリーズを作ってきましたが、これまではアクリルの彫刻を生かしたものを作ってきました。でもそろそろ当初の目的であるUVプリンターを使ってみたく思い作ってみます。今回は台座の部分のみです。
http://d.hatena.ne.jp/arcanum_jp/20170415/1492260804
台座の制作
まず今回は今までのチャチな代物ではないぜ!と言う事でこんなイメージを・・・
UVプリンター
アクリルを使ってオリジナルのアクリルキーホルダーを作るのもいいですが、以前からやってみたい事があったので、今回のネタはこちらを参考にしました。これなら単にUVプリンタで印刷してみました感を出しつつちょっと難しめなものをできると思いつつ。
これを、きりたんの絵を持ってきてCMYKに分割します。きりたん、あのつまんなそうな目がいいですね。長門有希のようです。かわいい。そういえば最近ムスコ氏が気が付いたんですよ・・どうしてそんなに女の子ばっかり作るの?それはまるで人をさげすむような目でした・・・
あぁ、ムスコよ・・気づいてしまいましたか・・・真実に・・・動揺を隠せない俺・・・すかさず・・
「い、、今ね、、このキャラクターが有名で人気な、、のよ、、、(決して好きな訳ではない!と言うのを演出しつつ)」アタフタ・・・
危なく僕はムスコに美少女が好きな痛いおじさんと認定されるところでした。親父の威厳は守られた。
分割したのをイラレ上で重ねるとこんな感じになるのですね。ちょっと淡い感じが素敵です。
これをあらかじめ切ったアクリルにUVプリンターで印刷していきます。UVプリンターはインクを紫外線で固める方法で印刷をするのですが、簡単に言ってしまえばレジンですね、色のついたレジンを印刷していくという風に考えればいいのかな?インクを乗せた後、光を照射して固めているみたいです。印刷はこんな感じです
印刷しているときはそれほど面白い動画でもないと思いますが・・・動画を早送りするとあっという間にきりたんが現れてきて面白いですよ。これが印刷後です。おお!淡いきりたん!あわきりです!
光の天使!きりたん、誕生!
これがUVプリンターでプリントしたものです。結構淡いですね。
これを先に見た動画のように黒、黄色、赤、青、の順に重ねていきます。
青を置いて、待ちに待ったきりたん・・・淡い・・・淡すぎる・・・僕の淡い恋心なんちって
これをたてに立てて光をつけると・・・・
・・・
見えねぇ・・・
( ゚Д゚)ポカーン
・・・
コレジャナイ感満載!
なんとか綺麗に見える「見え方」を探してみました。この作品の予想として、アクリルだから下(側面)から光を当てればいい味だすのかなと思っていましたが、実は違う事が分かります。アクリルとUVのインクの透明性を生かして反対側からの光がポイントみたいですね。なので先日作ったこれ専用の光る台座はあまり意味がなかった・・・orz...
しかしながら、作っておいてこう言うのも何なんだが・・・CMYKごとに印刷して重ねたら元にもどってウェーイとかやって何が面白いんだろう・・・と我に返りながら思った。
反省点および改善点
PC上ではよかった色合いがまず薄すぎました。もうちょっと濃くていいような気がしますね。あと、今回2mmアクリル板でしたが、これも厚みがありすぎますね。重ねるだけで最下層の黒と上層の青では6mmの差があります。と言う事で、次に作るときはもう一度薄い板を使う事から、台座から設計し直し・・・かなと。でもUVプリンター、面白かった!!