arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

レーザーカッター工作:ずん子スピナーの制作

最近ハンドスピナーなるものが話題になっています。ハンドスピナー

中心にボールベアリングを、周囲におもりを装着した円盤状の玩具。
ボールベアリングの部分を指で持ち、はじくと回転を始める。

…それだけ。

ヨーヨーなどのようにトリックがあるわけでもなく、回っているのを眺めるだけのお手軽おもちゃである。
(トリックをやろうとするとすっ飛んでいく可能性があるので、十分広いところで行うこと)

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%8A%E3%83%BC

と非常に単純なオモチャみたいです。正直何が面白いのかわかりませんね。アマゾンで検索するとこんな感じのがわんさかと。材質も形も色々あるようですね。



もともとは病気の子どものために考案されたオモチャらしいのですが、上記のリンクにある通り、特にエビデンスがあるわけではないそうです。ネット上を見ていると結構自作している人もいるのですよね。ベアリングにナットを3つつけただけであったり、チェーンで作っている人もいたりと、その人それぞれの好きもので作っている所が面白いです。


ここはナットと余っているベアリングだけで簡単に作っています。

さあ、完成したボディに、さっきのボールベアリングつきの軸を挿入!!
レブロスから取ったボールベアリングの外径と、ナットの内径がいい具合です!
でも、ちょっとだけゆるいので、ナットの中のネジ山を軽くグルーガンで埋めてみると…うん!完璧っ☆

http://www.me-tarou.net/entry/2017/05/12/231404

フリスクケースのハンドスピナー・・・

最近ハンドスピナーが人気なので便乗して、そしてようやくベアリングを買う機会があったので、おなじみ「フリスクケース」をベースにしてハンドスピナーを自作してみました。

https://katakake.com/?p=8351

そこで自分もハンドスピナーを作ってみたいと思います。なーに、、ベアリングと棒状のアクリルを切ればいいのじゃ、、簡単じゃろ・・・フォッフォッフォ・・・

図面作成

こんな感じですね。ハイ、ずん子です。またずん子です。先日ずん子のクラウドファンディングは予想以上の1800万円越えをするという快挙でしたが、

ずん子はわしが育てたのじゃ

本当はいくつか図面を作ったのですが、結果、これだけが切り出せたのでこの図面だけ。

これを切ります。この瞬間が第一弾の切れた!気分いいぞぉ!の瞬間ですね。


組み込み

ベアリングはこれを利用してみました。近くのDIYセンターに行って買ってきたものです。電動工具用しか置いてなかったのですが、手で回してみると予想より回らないですね・・なんか嫌な予感しかしません・・・


これをこんな感じで接着します。今回は手にもって遊ぶもののため、角を削ります。結構このアクリルの角だけど、指切ったりするんで危険なんですよね・・



じゃじゃーん!できました。・・・が、、接着が汚いのでずん子がよく見えません。悲しい・・・

回した感じはこんな感じです・・・さっぱり回っていません(笑)

総評

回してみた感覚として、ベアリングがまずいのでしょうか。調べてみたらベアリングはABEC(エーベック)という工業規格によって、スピードのレベルが分けられているそうで、今回利用したナチの606ZZはABECが低いのでしょうか。それとも取り付けにズレがあったのでしょうか。にしても高いものを買わないといけませんでした。昔、機械工具商社にいてそんなのも分からなかったのか俺!まぁベアリング興味なかったし・・・あと、他のハンドスピナーを見ているとベアリングのシールドが外されていますね。これも次の課題です。

感覚として、羽はある程度重い方がよいと感じました。市販のハンドスピナーを真似て、ベアリングを組み込んでみましたが、それ以前にアクリルは軽すぎるので、かっこいい重りをどうするか、入れるか、ですね。

あと、最大の失敗は・・・ずん子が小さすぎて見えない・・・このスピナーのアイデンティティが・・・ハンドスピナー自身の大きさはこれがいい具合でしょうね。形と、絵の入れ方だと思います。

アクリルを2枚重ねに接着しているのですが、接着がうまくいかずに汚くなっているのが残念です。透明じゃないアクリルか、接着をしない方法の開発が待たれる。第2弾を・・・

おまけ(写真彫り実験)

今回は、写真の彫り実験をしてみました。今まではずん子などの彫りのデータは自分でイラレで線を引っ張っていたのですが、こちらのまとめにあるように、写真をそのまま彫るという方法もあるみたいです。ここまでキッチリ彫れると自分でイラレでデータを作る必要もなさそうです。(今までの方法もデータが再利用できるし楽しいのではありますが・・・)

突然だけど、工夫を凝らしてオンリーワンなまどかグッズを作る職人たちに触発されて
自分でも何か作ってみたくなったんだ。

http://www.matomagi.com/archives/27816995.html

自分がいつも使っているHAJIMEを販売しているオーレーザーのHPでも写真を彫る方法を紹介しています。

6月といえばジューンブライド、結婚のシーズンですね。ジューンブライドと呼ばれる意味も諸説あるようですが、もとはヨーロッパからの伝承のようです。日本では、人足の遠のく梅雨の時期にウエディング業界が売り上げ戦略のために広めたとも言われています。
ともかく、結婚式は人生での大舞台。2人の幸せな思い出に、HAJIME レーザー加工機も一肌脱ごうと思います。

https://www.oh-laser.com/signboard/wedding_acrylicplate

まどかマギカの方は機種が分からないので何とも言えませんが、オーレーザーの方は別のソフトを使用しているようです。調べたら結構高いし勝手に工房のPCにインストールするわけにもいきません。写真関連は以前、単純にグレースケールにした絵を彫った所、なんだか大失敗していたので、写真を彫るのはあきらめていたのですが、再挑戦です。

うん、ダメですね。なんでしょうねこれ、、松?多分出力頑張ればできるんでしょうけど、施設の設定を変えるわけにはいきませんので。この後、明度を変更してみたりしましたが、ある程度暗い部分が掘られるだけでした。

http://d.hatena.ne.jp/arcanum_jp/20170217

相変わらず対象はずん子類できりたんです。なんかこの絵が好きですね。一つはハーフトーン(左側)もう一つは粒状(右側)のフィルタです。カラーをグレースケール、反転して、フィルタをかけたものです。

これを実際に彫ってみます。どうでしょう。粒状フィルタはダメですね。ハーフトーンは1回目出してみて結構うまくいったかな?と言う部分があり、条件を変えてもう一回だしてます。

拡大するとこんな感じです。先ほど紹介した写真の彫りには遠く及ばずまだまだですが、面白いですね。

ちなみに2つを重ねるとこんな感じで面白いです。味が出てきました

追記

教えて貰いました。今回使用したベアリングはシールド型のため内部にたっぷりとグリスが入っています。素人から見るとグリスがあるからヌルヌル動くみたいな感じがしますが、実はこれが抵抗になって回るのを邪魔するらしいのですね。市販のハンドスピナーがシールドが外れているのはこれなんでしょう。次に作るときはシールドを外して、グリスを洗い流す行程が必要とのことです。ありがとうございました。








手元にはクレ556しか洗えるものがなかったですがやってみました。こうなりました。30秒ぐらい回るようになりました。