自分の実家は宮城県南部にあります。昔からよくこの季節に食べていたイカとニンジンを和えた料理ですが、宮城県北部に住んでいたカミさんは見たことも食べたこともなかったらしく、このバキバキなニンジンなんなの?って言ってました。結構宮城って北部と南部でいろいろと食べ物が違うらしく結構カルチャーショックでした。自分がショックを受けたのは「はっと」でしょうか?宮城北部の方でコンスタントに食べられている食事みたいで、まぁすいとんなんでしょうけど、、、
このイカニンジンも実は宮城と福島の一部の地域で食べられているものみたいですね。全国的に食べられていたものかと思っていました。Wikipediaで見ると、福島県北部の郷土料理らしいですね、母は宮城県の丸森出身なので、その地域に引っかかっていたという感じでしょうか?その周辺地域でも作られていたのでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/いかにんじん
作り方を長らく知らなかったのでこの機会にと母に教えてもらい作りました。
作り方は、
たったこれだけです。以下に写真付きで書きますが大体ニンジン3本ぐらいで30分程度で仕込めます。
水にさらしてふやかしておきます。作った感触だけどこれはあんまり時間置かない方が良いと感じました。イカの旨味が水に逃げてしまうので。
ニンジンを切ります。大体これで3本です。無心になって切る時間は楽しいですね。
切ったニンジンを塩で揉んで水に流します。味は基本的にめんつゆらしく、この工程はニンジンをしんなりさせるためかなと思います。ちなみに水で流しても結構塩味は効いてますよ。
イカとニンジンをめんつゆと酒で和えます。酒は子供も食べる都合上、アルコールはあらかじめ飛ばしておきます。好き付きですが、実家では飛ばさずにそのまま酒を入れていたそうです。
重しを乗せてあとは待つだけですね、、少々雑な写真ですが・・・
適当に盛り付けて完成です。家では多分自分ぐらいしか食べないのだろうけど、これでこれからもイカニンジンを食べることができます。