Twitterで流れて来てなんの興味を持ったのか面白そうだなと思いコミック版で購入してたんだけどやっと4巻が出たのでブログでメモっておく。とりあえず1巻のリンク
なんだっけな?そうだ、昔に主人公のように同じように子供の性別が変わるって奇病をニュースで読んだのでそれを思い出してしまい興味持ったのだ。検索してみたら2015年近辺の記事が引っかかってくる。
症例の名前はゲヴェドース(Guevedoces)といい、ドミニカ共和国の一部の地域では比較的ある症例だそうだ。
12歳ぐらいから男性性器が生えてくるものでテストステロンを阻害する酵素の欠乏によって引き起こされるそうだ。そう聞いてもよくわからない。
記事は漫画と逆で女性から男性への変化だし一晩で変わるようなもんでもない。でもそういう症例があるらしいという事が頭に引っかかってこの漫画に興味を持ったということ。
こういった性別が変わるというジャンルはTSFと呼ばれるものらしく色々あるのですね。
物語はやんちゃ坊主で女の子にも行動が荒い主人公がある日突然、朝起きたらチンコがなくなって女の子になってたという話で、1巻が急激な環境変化に惑わされる主人公、一人の親友の出現で助けられる。親との意見の違いがあるものの祖母や周りの人の理解で環境を受容していく。
タイトルとしては1巻で一旦綺麗に終わってると感じる。女性として生きていくのが示唆される最後で少なくとも2巻以降は男の自分からみて主人公には男を感じられない。男が想像する女の子そのもので心の中の「オレ」が残っているがそれが私になるまでという事だろうか。
後の話は主人公の女の子として昔の自分に罪を感じながら中学生のコミュニティ入っていくさま、思春期の性への違和感を持った同級生の話とか中学生のそういう悩み、いまいち女性としても男としても気持ちを収められない様、コミュニティに受容されながら自分はそれに何も返せない焦り、を描いている。
夏祭りで家に帰ってきた後に心の中で吐露するセリフがとても泣けるね。
まだまだ続くみたいなので楽しみですね。メモメモ・・・