いつも読んでいて結構面白い事を言う方と思っていましたが、記事を読んで思ったこと。
http://d.hatena.ne.jp/itoasuka/20080715/1216081350
やりたいことってのは小さい頃からずっと同じってことはなくて、その時々で変わるもんだなぁと思う。でも根っこは同じなので、小さいときに受けた感動、衝撃がそのまま人生に反映される。
自分の場合、コンピュータで物を作りたい。これが一番の動機。ベーマガに載りたい、そのために自分のアイデアを形にしたい。これから始まって、フリーウェアを作って公開したい、そのためにはホームーページを作って・・・ドメインを取得して・・・Webサービスを何か作りたい・・・と変わってきたけど、何か作りたいって動機は全然変わることがない。「やりたいこと」が見えて10年、20年続く人は幸いだけど、僕はこんな感じに「やりたいこと」はどんどん変わってきた。
でもこれが「やりたいことがある」ってことなんで無いだろうか。結婚して子供ができて、物を作る時間ってのは、まともに取れるのは1日のうちに1時間〜2時間程度あればいいほう。その大切な時間のために通勤時間、昼休み時間、その他の空いた時間なんかを使って、今日の作業を思い描く。なんて楽しい時間だ。鎖につながれた犬が散歩の夢を見る。狂おしくもあり、楽しい時間。
妻は言う「家に帰ってまでPCを見ようとは思わない」まぁ、普通の人はこんな感じだ。でも自分には作りたいものがいっぱいある。手塚治虫が死ぬ前に「アイデアはいっぱいあるけど時間が無い」と言った感じの言葉を言っていたけど、やりたいことが見つかった人ってのはえてしてこんな感じだろう。
世の中の「やりたいことが見つかった人」が全て成功しているわけではないのは分かるけど、なぜか作らずにはいられない。世の中の革新的に感じたサービスや面白いアイデアを見るたびに「こんなのがあったんだ」とか「先にやられた」とか「これって自分も思っていたよね」と思いアイデアはまわりに石ころのように転がっているのを再確認する。
とりあえず、今作りたいものが頭に浮かんでいた状態だったので、感想を書いてみた。