今日も行ってきました。こういうことはまず続けてみることが大事だと。今日の管理人さんは石井さんではなく、佐藤さんという方。ご自身では石井さんのように話を広げられないと言っていましたが、イエイエ、持っているポケットをさらっと言うことができて楽しかったです。
団体名 Fandroid EAST JAPAN(ファンドロイド・イーストジャパン)
http://fandroid-ej.org/
所在地 〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-8-18 仙台中央ビル8F dmp内
連絡先 TEL:022-214-2772 /FAX:022-214-6536
今回のお題は、
農業 × アプリ
農業とアプリのコラボレーションを考える。ブレスト内容
今日は管理人さんを含めると7人という少人数でした。ブレストもアイデアの出し合いを楽しむという風ではなく、どちらかと言うと、お題に対する参加者の知っていることを話してそこから発展させるという感じです。多分ブレーンストーミングってのは何回か参加して感じたんだけど、1時間では足りなくて短いセッションを1日中やってみて頭がグチャグチャになったところで、ふとグッドなアイデアが出るんではないなかと感じていたが、今日はなぜかいつもよりゆったりすることができて逆に面白かった。
今回もお題に対し、いくつか議論を発展させるための種をまいてやりました。「Cmmmand:命令する」「Search:探す」「Train:トレーニング」「explore:探索する」「bewitch:魔法をかける」「chat:話す」を2回に分け、投入しました。
自分のいたところでは、「探す」「トレーニング」から発展し、農業の後継者問題などを話していてその中から農機具の使い方をトレーニングするアプリなんかあればいいんじゃないかって話になりました。トレーニングするだけではなくて、田んぼを爆走したりと楽しめます。これは多分、仕事の遊び化でしょう。ダニエル・ピンクなんかも同じこと言っていましたね。それにこの仕事をゲーム化するというのは、実際にもマックがアルバイトの接客、調理などの方法を学ばせるDSのソフトを作ってやっているとTVで見たことがあるし。以外と理にかなっているかもしれない。
また、生産者と消費者を直接結びつける市場が最近ありますが、アレ、結構行っても既に売り切れ状態とかだったりします。なので、アプリで収穫量を検索できるようにして、販売予約までできるようにすれば、生産者はもっと生産量を見極めて大量生産に踏み切ることができるようになるんではないかと。これもアレですね。メーカーと卸の関係と同じですね。卸業者がメーカーの生産した量を在庫で持つことによってメーカーが生産計画が立てやすくなって安定供給が可能になった時代があった。今はメーカー直販が当たり前になっていますが、そのメーカー(生産者)の生産計画を立てやすくする一つの解決策なんでしょうね。そう考えていた。
2回目のセッションは、「話す」というところに焦点が当たりました。例えば、農作業中に疲れてくると話しかけてくるアプリとか。ここから発展して、SNS的に隣の爺さんの収穫量はこうだった!とか、あそこのトメさんの収穫量はココを抜いているとか、そういう情報を共有させてくれるアプリとか。あとは、スマフォの傾斜を計測する機能などから、キューリの曲がり具合を図るアプリ、放射能を図るアプリ(これは実際に作った方がいらっしゃるそうです)などが出てきました。
結果
今回も☆が沢山ついたアプリは発表となりました(というより、今回は参加者が少なかったので全員発表)こんな感じのアプリが発表されました。
- 鳥を撃退アプリ
- 作物をライブ中継する
- 映像で鳥や虫などが出てくるので、それをスマフォの画面でボタンなどで撃退する
- 撃退するとポイントが付いて、ポイントによってはその作物がもらえるとか
- 音声変換して作物に聞かせるアプリ
- 話しかけると美味しくなるという現象を利用する
- いくつか話のパターンを登録しておいて、ランダムに聞かせる
- 音声を聞かせるだけではなくて、電気信号にして直接作物に流すとか。
- いつも同じ声だけではなくて、「オレ、ここで話している」感を作物に感じてもらう
- 話しかけるアプリ
- アプリ本体としては、農作業者が疲れてくると応援してくれるアプリ
- 逆に怠けていると、隣のxxさんは・・・と小姑のように煽る
- 地域全体で、作物の収穫量を集約、可視化
- 外部の利用者は検索して収穫量を見て、予約購入が可能
- 外部の利用者はその口コミを書いたり見たりして、地域を盛り上げる
- 作物日誌
- 作物の育つ課程を写真に取り、データベース化
- 蓄積した写真で、次の作業時期などが共有できるようになる。
- どうしても農作業者は感覚的なものを持っていて、その共有化が難しいというところから
- 例えば、「このさわり具合が収穫時期だぞ」と言った、数値化しにくいところとか
参加して
帰宅途中こんな感じのを考えた。
農作業ゲームアプリ
アプリ上には作物のライブ中継があり、アプリ上のアイコンで水やり、草取り、肥料やりなど実際の作業を命令することができる。それがリアルタイムに本当に作物に水をやったりする。そうして育っていく課程を楽しむ。できた作物は食べるのも可能だし、売ることも可能。もしかすると枯らしてしまうかもしれない(ゲームオーバー)
実際の農地土のあるところばかりではなくてビルの空き室を利用するとか。水耕栽培ですね。やり方としては作物を植える申請がされて、実際の苗を植えるとこまでは人間がやり、その後は機械(システム)が行う。なので有料なアプリ。忙しくて貸し畑なんかももてない人を対象とする。1室n万円でやる。ライブ中継で写された壁にはARで空や広告などを写すことも可能で広告収入にもなる。
ちょっと前に実験やペット用の食べ物としてニーズがあった「カエル」「こおろぎ」などをアパートの一室を借りて育てて売る商売があったことから発想した。アレの植物版。またWebでも同じような事例もある。模型の電車にカメラをつけて、パソコンから操縦できるようにしたWebサービスがあったと思う。あとは似たようなものではそれのラジコン版とか。それを植物の育成に応用する。