こちらに参加しました。ブログ書くまでがイベントです。
いつものようにGmailにDocomo Developper supportからメールきてて、職場でこのハッカソンの事を紹介したら(まぁ塩対応だろうなぁと予想)行きたい!って若者ががが!こ、、これは言った手前、自分も参加せねばなるまい!!と言う事で参加しました。
以前マッシュアップアワードと言う名前で行なっていたものが去年からヒーローズリーグと名前を変えて実行されているみたいで、今回はDocomoのAgentcraftか、コトバデザインのエンジンを使って推しキャラのボットを作りましょうと言うもの。
いつものごとく自分は一人で黙々とですが、途中から同じ年代の方と一緒に作業しました。
AgentCraft上で作るボットも、コトバデザインさんのものもいずれもAIMLと言うものを吐き出すエディタらしく、??AILM?と思いちょっと調べるとこれは人工無能系のルールベースのものを定義する言語らしいですね。
AならBを返す、Aで得られた変数を元に次の会話ではCを返す、などといった分岐処理がルールベースで表現できます。
これらの言語のパーサー系も各言語で出ているらしく、ええ?それじゃ、、以前ツイッターボット作っていたときもわざわざ形態素解析とか 自分でプログラムで分岐する必要なかったんじゃ・・・
うわーーーーーーーーーーん!
はじめにアイデア出しで一人一人こんな感じでキャラを描いて推しを描いていくという絵を描いた事もない人にはなんとも拷問に近い刑をされたのですが自分はまぁ以前作ったLINEスタンプのキャラでも描いてみようかなと、、、この中で結構発展したのが「うちの娘」だったのでこれをボット化しようかと。
で、最後に自分が作るボットについてみんなで見せ合ってチームを作ります。僕はこんな感じでした。
他の参加された方はチームを組んでこんな感じのものを作りました。
・すし男
・将軍
・ねむねむ君といっしょ
実際のハックの時間はこんな感じのイメージで作りました。Andorid側は自分で、Agentcraft側の設定を当日一緒になった方にお願いしました。
そういえば会場はNTTドコモ仙台の13階にすし詰めにされたため、お昼はお弁当が出ました。牛タンですよ牛タン!牛タンと麦飯がんまかったです。
2日目はハンバーガー。デカイ肉でした。口どんだけ開けても入らない!BURGERS CAFEと言うところです。
こんなのができました。
エミュレータなのでマイクが使えず、テキスト送信にしたのですが、ムスメに語りかけると、絵と共に小学生らしい?おどけた返答をしてきます。一緒にやった方がAIMLに関してよく知った方であったため、たとえば、自分がBotを作っているときには難しかった、会話のキャッチボールができます。
父「今日はなにしてたの?」
娘「とーる君からお手紙もらったの」
父「どんな内容?」
娘「ないしょ!」
とこう言う感じですね。AIMLすげぇ、、今更知った。AIML、10年前の俺に教えてあげたい!
本当は発話に対して感情判定をしてパパ嫌い!とかやりたかったのですが、時間的な事情により、単純に3割の確率で「パパ嫌い!」とか言わせるなど妥協したりしてます。
で結果発表。外のチームはアイデアがよく、2日間という限られた時間でもかなり作り込んでいたりしてと、今回は自分の成果は残念だなと思っていたのですが、、、
は?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
今年の運を使い果たしたか!
正直、審査員の方たちと話して感じたのは、今回自分はアイデアを発散させたってだけだったのですが、その作品のその後、作品を作る際の将来を見据えた戦略などを考えると言う部分に、ただただすごいなぁと思いました。
ボットを作りましょうと言われると自分は人工無能やらTwitterボットやらLINEボットを思い出すわけですよ。今までさんざ作ってきましたし、ボットを管理するサービスなんてのも作った。でも今回見てて感じたのは、幅広い意味でボットと言うこと。今回優勝した、ねむねむ君ですが、こんな感じのリアルなロボットにアプリを載せています
自分がやってきたことはたかだか、ソフトウエアの世界、画面の中だけでボットを作ってきた事で、こういった身体性のある何か?にボットが乗る事によって、色々とまた世界が変わってくるのだろうということ。
僕は正直、今回のイベントでこのロボットを見ても、何を作るか?なんて想像の外だったし、これにボットを載せるなんて全然思いもしなかった。多分ね、自分の染み付いた考えなんだけど、ソフトウエアから出た世界は自分が入っている蚊帳の外でやっぱね、、考えがオッサンなんだなって。これを使ってねむねむ君というキャラクター世界を作り出したチームはやっぱ、考えが柔軟なんだなぁって感じた。
あと、今回切に感じたのは、人数は力ということ。こう言うイベントに自分が出てきたときは大概一人でやっていた。今回はもう一人加わったわけなんだけど、他のチームの4人とかには作業効率は圧倒的に悪いって事。
今回作った娘の画像はもともとLINEスタンプで自分が作っていたものですでに40枚の画像があった、また自分の娘というキャラクターが自分の中に出来上がっていた。更にこのキャラに決定する段階にも他のLINEスタンプのキャラがいたわけ。なので過去の遺産が自分のスタートラインを他の人よりも先にしていたし、プログラミングだけに集中する事ができた。
でも、2日間という時間の中で4人と戦うってのは正直辛いなぁって感じました。4人いればキャラ担当、ボット担当、ボットの声担当と分ける事ができますし(まぁあたりまえなんだけど)