arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

よりそいプログラミングのすすめ を読んで

 オレンジニュース経由でこちらを知って。


よりそいプログラミングのすすめ
http://qune.cside.com/archives/001073.html



 これいいね。自社の社員教育にXX言語講習とかXX勉強会とか会社ではやりたいって言うことが多いと思うけど、何も講師を呼んでやるんじゃなくて会社の大事なリソースである優秀なプログラマのコーディング風景を見させることによって、何かしらの気づきを受けさせるってのはいいと思う。ブログ主さんが言っているように下記は教育目的ってことで考えてみた。



 ただ、優秀なプログラマって言葉には注意かな。IT土方の優秀なコーディングを見たって単に力仕事のやり方を教わって終わりだし。題材はちゃんと「考えて作る」ってものにしないといけないかな。あと、見る方も「俺何も知らねから教えろ」って親鳥が持ってくる餌を待っているように口をあけているような人じゃなくて、ある一定以上の勉強なり経験なりした人が対象かな。お互いにモチベーションが高い状態じゃないといけないかと思う。



 ⇒完全な新人教育なんかでは、優秀な方と新人さん(この時点ではモチベーションは超高いけど)のすれ違いが多すぎてダメかな。新人教育後、現場に配置されてとりあえず慣れてきたけどこのあとどうやればいいのって状態のときかな。



 たぶんこの方の言っていることは、優秀な方が直感的にコーディングをしていくのを見てこのように感じたのかなと思いました。プログラミングは自然言語と同じく使えば使うほど手になじんできて複雑な事象も直感的に書けるようになってきますので。



 自分の経験で言うと中学校から高校あたりの英語の教育がそうだったと思います。自分の場合英語が好きでしょうがなくて学校の図書館から英語の簡単な本を借りてきて手当たり次第に読んだり、セサミストリートや欧米のドラマを字幕なしでわけもわからず聞いていたりしていたのですが、学んだ英語の文法を元に訳しながら理解していたものが、ある時からふと文脈、言っていることが頭の中に直感的に流れ込んできて、それから楽になった覚えがあります。



 じゃぁこれで言うとプログラマなんてのは文系がいいのか?って感じですが、そうじゃなくて直観で分かるまでに昇華したものを今度は何かしらの理論で確かめる。そこは理系的な物事を整理して考えること必要になるのかな。多くの方が経験で作ってきたものがデザインパターンとして抽象化されてきたように、直感で作る過程を見て、そこに埋没する何かしらの理論なりを感じ取る。別に文系とか理系とか云々って話じゃない気もするけど。



 以上、上記のURLを読んで思いついた事を書いてみました。



 ちなみに英語は・・・もうダメですね。忘れています。