「「嫌われ者」の裏テクニック」を読んだ

「嫌われ者」の裏テクニック

　本屋で物色中に発見。面白そうなタイトルだなと思い、ジャケ買い。CD以上によくやりますね。ジャケ買い。日ごろどーせオレは嫌われもんさ・・・と思いつつ。読んでいるとなんか読んだことのあるような文体・・・で、いま調べたら以前読んだ、「レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか」と同じ著者の本。

　物事の観察力を本書の絵を観察するというケーススタディを通じて、その中のステレオタイプな事象を心理学から補足しながら学習するというスタイル。本の構成は、左のページに観察すべき状況の絵があって、右側にその絵から何を推理すべきかの設問がある。たったこれだけ。絵をジーっと見て設問を考えて答える形式。たとえば、一番初めの問題なんかは、次のような状況を描いている絵がある

「レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか」を読んだ - nigredoな日々 〜 arcanum.jpの出張所 〜

　正直、面白いです。タイトルの通り、いつも嫌われているんだけど、これからどないしよう的な人が生きていくための裏テクニックではなく、場面、場面であえて嫌われるような行動を取ることによって人に印象付ける方法のテクニック本。なので、始終嫌われている僕には使えないなぁ・・・：P　でも、そんなに嫌われるような行動ばかりではなくて、みんなが当たり前にやっている行動なんかもある。ネタ的に覚えて、本気にしないでちょっと使ってみるってのがいいのかな。