今回はエアずん誕2021に向けての作業?いや別にそこに向けて作るわけじゃなくて作ろうと思っていたら偶然タイミングが合ったというだけなんだけど。
今回のはこれを使います。
光るコースター
光るキーホルダー
息子が昔、100円ショップで購入できるLEDがピカピカ光るものが好きで事あるごとに買ってとせがまれたけど、あぁよく考えると俺が好きなんだなこういうの・・・
どちらもアリエクで購入しました。購入してから1か月位待ちました。購入して忘れた頃にやってくるアリエクあるあるですね。特に今回は何かを作るという目的で購入したわけでもなく、こういうの何か使えるかなと漠然と購入でした。
コースターは見てみると電池交換できませんねこれ・・・購入して光らなくなったら飾るとかでしょうか。同じ商品を売ってるアマゾンの説明を見るに表面のシールをはがせば電池交換できるとは書いてますが・・・怖い・・壊すぎる。
キーホルダーはこのアクリルの部分を独自に作ってしまえばいいのですね。ただこの本体に組み込む部分の図面が公開されていればいいのですが・・・当然そんなのは無いので定規使って根性で実測していきます。ノギス欲しい。
コースター
3枚の図柄考えます。当初彫刻で光の綺麗さを出そうと思っていたのですが材料を見るとどうやらポリエステルのようなので今回は彫刻は使えない(施設のレーザー加工機がポリエステルへの彫刻不可なのですよね)
大体苦労するのは白抜きのデータをどうするかだったりします。イラレ10では画像から白抜きデータはうまく作れないのでいつものごとく手で描いていきます。
1枚目
2枚目
3枚目
キーホルダー
5個ほど購入したので図柄考えます。LEDで光らせる場合、彫刻の方がとても綺麗に光りますので今回は彫刻です。(正直UVプリントより彫刻の方が時間とお金はかかるのですがあんまり支持はされませんよね。アクリルは光らせてナンボなので僕は悲しい)
これは彫刻データなので実際には下記のように光る予定です。白い部分が多い方がよさげに見えますがこればかりは削ってみないと分からない。
製作
さて、切って削って印刷です。いつものごとくFablab仙台さんにお邪魔してます。
まずコースターに印刷します。今回はクリアインクがプライマー処理ともなり得ると聞き、白→CMYK→グロス(クリア)という順で行いました。
次にアクリルを彫刻して切ります。この時間、外から見たら「はぁ〜暇だなぁ、、」とか言いながらスマホの画面スリスリしてますが心はもうドキドキの時間ですね。楽しい。
今回のアクリルの切りは設計した線が部品にハマるかこんな風に確認するための部品を作って、はめて確認してから切りました。よし、、ギリギリ入りますがいいようです。(ただしこれが後で致命的な欠点をうむ事になります)
自分は業者じゃないので機材も持っていないし原価ギリギリで正直赤字なんだけど作るのは楽しいのでそれで良しとしますか・・・
作品
コースター
こんな感じです。
ただ、グロス(クリアインク)の塗る範囲が大きすぎてどうしても気泡が入ってしまったのが残念です。
また、下の動画のようにそもそもコースターとして成り立っていないというのがもう難点で・・・お蔵入りですね。
キーホルダー
こんな感じです。
実は部品に入れる時点でずん子さんの絵柄はアクリルが折れてしまい、残念な結果に・・・
また、作ったやつも中でアクリルが折れてしまい商品としては出せないものに・・・これはダメだ・・・他も出せない・・・
あぁ、、、結局部品代とアクリル代と施設利用料だけが飛んでいった日だった・・・アクリルが折れるたび僕の心も折れていく・・・