arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

オリンピック:国母君頑張れ!


 オリンピックったって殆どニュースで見るだけだし、実は国母君の演技なんてコレを書いている時点で終わっているかもしれないけど・・・

スノーボードの国母選手の服装が問題視された事件が数日前にあった。この事件への対応が少し気になっている。

というのも、ルールと価値観が混同されているような気がする。

http://www.taro.org/2010/02/post-716.php


 ニュースを見ていて、彼は「お、また凄いのが出てきたな」という程度だったけど、なんか凄いバッシングと、在籍している大学までもが応援取りやめって・・・なんか悲しいな、この気持ちを誰か代弁してくれんのかいな・・・と思っていたときに出会った文章。これに同意します。(別に僕はこの人の政党を応援しているわけではありません。)


 別に結果出しゃ良いだけのような話だし*1、結果出すためにそのときまでに集中するために変な格好しようが構わないし、まずその結果を出すためにバックアップするのが周りの取り巻きだと思うのですが・・・僕の周りではこの意見は少数派だったようです。でも結構上記のような意見があって、自分の考えもおかしくないのかなと思った。


スノーボード界では未来のスター選手だということを聞いていました。
そんな彼が、今回服装のことで必要以上のバッシングを受けています。
服装が乱れていたならば正せばいいだけの話ではないでしょうか?
しかもスノーボードの選手はみんなあんな感じのいけいけスタイルです。
ただ今回は正装だから良くなかったというだけ。
それを彼に言えばわかる話です。

国母和宏 | 徳本一善オフィシャルブログ「-ICHIZEN-」by Ameba

追記 2010/02/20

 残念な結果に終わってしまったし、なにやら凄い悪態が披露されたようですけど・・・こんなのもあったということで、リンク。コメントでもあったように、態度云々についても触れられています。自分自身は民度とかジャーナリズムとかは別にどうでもいいんだけど、引用にあった言葉が良かったので、載せておきます。

表現の自由を強く支持する者としてこのニュースは非常に興味がある。

五輪の試合が始まるまでメディアは報じるネタが欲しいのかもしれないが、選手がまさに今リンクやスロープへ立ち入ろうとしているときに服装がだらしないもなにもないだろう。

ねえ、(日本を含めた)ジャーナリストたち、服装のことは(流行ファッション雑誌の)ヴォーグ誌に任しておこうよ!

服装は確かに試合の重要な一部かもしれないけど、(日本人を含め)選手の服装のことばかり気にしている人々は少し落ち着ついて、実際のイベントを批評すべきである。

こうした話題がニュースから消え、皆が本当の"プロ"のジャーナリズムを皆が享受できることを望む。

※ 太字はnigredoにて行った。



 ま、すべては自分にとっては全てが対岸の火事なので、仕事としてかかわったら大変だなとは思いますし、その悪態のシーンを見ていないので、なんとも言えませんが、今まさに世界一になろうって欲望があり気が立っている人間が失敗して悪態ついちゃいけないのかなぁ、そんなにアスリートは良い子を演じなきゃいけないのかなぁ。僕らだって小さいけど受験で志望校に落ちて、紛らわすために悪態もついたでしょう。


 「実るほど、頭たれる稲穂かな」は確かにそうなんだけど、彼らの世界は違うような気がする。別の世界の人間と感じるのでそう言えるのかもしれないけど。自分の考えが極端なのかもしれませんけどね。なんかテニスのマッケンローを思い出した。ま、次があるさ。頑張れという姿勢はとりあえず変わりません。

 一応、これ以上は追記しないつもりです。



引用元

先日、下らなすぎるから、この話題はもう話さないと決めたのだが、日本での国母選手への日本での批判が海外メディアで、日本の「異常さ」が取り上げられ始めたので、簡単に警鐘を鳴らす意味でこの問題に触れておく。

前にも言ったように、この問題について、河野太郎氏が公式HPでよく批評しているので、まだ見ていない方は読んでもらいたい。

結論から言えば、はっきり言って、国母選手への批判は、著しく下らない。

BLOGOS(ブロゴス)- 意見をつなぐ。日本が変わる。

*1:だからと言って、これで結果が出なかったら、「それ見たことか!」と言うのは違うと思う