本屋さんでマンガ版を立ち読みして面白いと思い購入。いやぁ、前々から何度も読み返しているんですけど、なかなか咀嚼が難しいと思い今まで書こうとは思っていましたけど書けませんでした。
非常にいいことが書いてあります。これに尽きます。これを実践するのは理想とは思いながら反論する自分がいるんですね。そこが自分の駄目なところ。素直にいいなら実践すりゃいいものを・・・
哲学者の本らしく具体的なストーリーは出てきますが全体的に、読んだ人に考えさせるものであり、読んだ後に明確な答えは出てきません。なのでモヤモヤっとした読後感がありますが、自分は何か引っかかり何度か読み返し、何かするたびに思い出します。本当は色々な本を読みたいところですが、今はカバンのなかに読み物としてこの1冊が入れてあります。
ひとつ感じたことは、先日読んだ「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」と似たような感覚をなぜか覚えました。端的に言うと、本書で「まずは原因を改善すること」という節があり、これはまさに行動分析学のABC分析のうち、A(先行条件)を変えることにより、C(結果)を変えることと読むことができ、正直当たり前の文章ですが、自分では「なるほど」と感じました。
他にも抽象的なんだけど、ズシンと感じる(だけど考えないとそれが何か分からない)ような文章が沢山あり、何度か読み返してみたいと思っています。しかし、いくら誠実に、頑張ったと思っても今のこの位置だとしたら、原因のうち何かが足りないんだろうね。そう考えると僕以外のほかの人って言うのは意識するしないにかかわらず、僕よりも努力してんだなぁと感じる。ひたすらorz...となる自分がいた。
だけど「わたしたちは自分の思いによって作り上げられている」のであれば、自分の現状というのはそれなりの(こうなるだろう、こうなればいいや)という思いによって作られた結果である。その過去の行動は変えられない。じゃ今からどうすればよいか考える場合に、今まで自分が思ってきた未来を変えることで結果を変えていくのかなと思う。まず、未来の自分を創造し、行動する。間違っても他人の批判を気にしちゃいけない。自分の人生は自分の思いによって作り上げるのだから。
ぼくは人生に遅すぎることは無いっていつも自分に言い聞かせていますが、それを拠り所にもっと原因を改善していく必要があるのかなと・・・前途多難・・・この本、ハードカバーなんだけど、ペーパーバックスとか、文字ちっちゃくていいんでこの半分のサイズで出したらもっといいなと思った。
- 作者: ジェームズアレン,James Allen,坂本貢一
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 高見さちこ,小山高生,ジェームズ・アレン
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2009/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 島宗理
- 出版社/メーカー: 米田出版
- 発売日: 2000/03/01
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