arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

光るずん子さんアクリルフィギュア、テストカット

1月にある杜のコミフェス、また出してみたくて登録したのですが、今回は何をしようかと思いつつ、やっぱり自分のアイデンティティは光るアクリルフィギュアだなぁと思い、テストカットをやってみました。社会人になるとね、色々と忙しくて時間があるなぁなんて思っていると当日になっちゃうのです。

 

moricomi.info

 

今回は台座は市販の物を使おうと思い、Amazonでこんなのを探しました。結構安いですね。これでアクリル部分を載せてもだいぶ安く提供できそうです。前回は楽しんで、可愛がっていただければ良いかと手製の台座も全て混みで出してしまい、大赤字になっていたので、、、

 

アーテック LEDレインボーライト

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004X406OO/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

 

アーテックと言うメーカーはみなさん小学校の時などに図工の時間にお世話になっていたりするかもしれませんね。図工で使う教材なんかを販売していたりします。 

 

大きさは50mm前後の絵をレーザーで彫刻。過去に作ったデータがあるからへっちゃらさ!と思ってずん子絵フォルダを漁ったのですが、、、昔作ったデータって結構まだ慣れていない時に作ったデータだったので、あんまり出来がよくない・・・と言うことで今回用にデータをフルスクラッチしてみました。それがこちら

 

ずん子さんは髪の線が彫れてくれるかを見る必要があります。 データは拡大縮小できるんでしょ?と言われそうですが、実際にはレーザーの限界があるため、その材料の大きさを加味してデータを作る必要があります。

 

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きりたんですね。うん、、かわいいです。

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イタコ姉です。イタコ姉は白い部分が多いので非常にデータ作るのが苦労します。これも線が細いかなぁとか思いながら作りました。特におめめは苦労したのですが、、、これ出るかなぁ・・・

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台座に適合するアクリル板は4mmといつも使ったことがないもので面食らいましたが、今回はテストカットと言うこともあり、4mmに出力するのと、3mmと背景板1mmに出力すると言うパターンでやってみます。

 

これをFablab仙台さんで出力します。当日は結構な方がいらっしゃってて、仕事でやっている人が多く、その中でモニタにずん子をデカデカと出したりと、どう見ても異様だろこの人・・・と思われたのではないでしょうか?こんな感じで出力されます。(動画は9倍速です)

 


ずん子さん光るアクリルフィギュア、彫刻

 

 

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ずん子さん、問題の髪の線が出ているのでホッとしています。 

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4mmの作品

 

4mmはずん子さんとイタコ姉です。これもちょっと工夫していて、ずん子さんは、キャラクターのみ。イタコ姉は、背景も一緒に彫刻です。

 

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あれ?結構潰れたみたいですね・・・だいたい最小で0.1mmぐらいの幅もありますが、結構その辺が潰れたみたいです。レーザーがHAJIMEでやったと言うのもあるのかもしれない。イタコ姉は白すぎるのですよね・・・結構難しい。

 

気を撮り直して、ずん子さんです。

 

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こちらは微妙な部分はありますが、結構うまくできたみたいです。ちょっとデータの手直しが必要。

 

 3mm+1mm背景

 

さて、4mm板なんか知るかよ!ってはじめ考えたのはいつも使ってる3mm板にキャラクターを彫刻して1mm板に背景を彫刻すればなんと4mm!と言うことで、3人出してみました。

 

こんな感じでキャラと背景を分けています。

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先ほども書きましたが、イタコ姉は白すぎて写真じゃ潰れたようにしか見えませんね・・・本当はもっと綺麗なんですけどね。写真じゃ伝えられないと言うのが悲しいですが。

 

つぎにきりたん。

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なかなかいいですね。これも潰れてますが・・・

 

最後にずん子。ずん子さんはちょっと凝って、和柄で埋め尽くしてみます。これは亀甲模様と言います。

 

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ちょっとわかりづらいかもしれませんが、これはいい!キャラクタと背景はたかだか1mmしか離れてないのですが浮き上がって見える。

 

もうちょっと見やすくしたのがこちら。なんかいいですねこれ!

 

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改善点

 

彫刻データはもうちょっと改善する点があります。単純化と線幅を太くすることかな・・・

 

2枚重ねる場合、意外と不安定になるのですよね。。そのため2枚がガッチリ合わさるようにスリットで結合させたりする必要があるかもですね。

 

イタコ姉もきりたんも背景と別れている割にはあまりよく見えないのにずん子さんがよかったと言うことは、背景はガッツリ描いた方がよいということでしょうか。

 

4mm板も3mm+1mmのケースも台座に据え付けるとちょっとガクガクと動いてしまい、これも改善点の一つですね・・

 

先にも書きましたが、スマホで撮った写真では綺麗さが伝わらないのが悔しいですね。

 

ホヤたまご、と言う謎の料理を作ってみた

とある土日の朝の番組で、ちょうど三陸あたりを写していてホヤの食べ方をやっていた。だら見していたのだが、その中にホヤ卵なるものがあって、正直みた瞬間、なんでそうなった!なぜ卵・・・😵という感じだったが、こんな食べ方もあるのかぁ・・・と思い、その時の調理法を僕のスーパーコンピューター並みの記憶力で覚えておき作ってみた。まぁ作る際は他のサイトもお世話になったけど・・・

 

スーパー行ったらちょうどホヤが売っていたので、買ってきた。一つで十分ですよ!と屋台の親父からブレードランナー風に怒られそうであるが、失敗した場合を想定して3つほど。

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ちなみにホヤは原始的な脊索動物の一種らしいのですが、お食事は貝と同じで入水孔(+な孔)から海水を入れて内部で有機物をこして、出水孔(ーな孔)から出すことで生きています。このへんの構造とかは「ウニはすごい、バッタもすごい」と言う書籍に詳しく載ってて面白いので読んでみたらいかがでしょうか?

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これを皮をさばいて水で洗います。動物の皮を生きたまま剥ぐなど、なんて非道な人間なんだ俺は・・・という気分を味わえます。下は生きたまま皮を剥がれ、内部をゴリゴリと手で洗われ、洗う際に裏返しにもされたかわいそうなホヤ。。。

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これに卵を入れていき、爪楊枝で閉じます。いつもは海水が入る部分に卵なんぞ入れられてホヤもたまったものではないだろう・・・

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これを、出汁と醤油とみりんと酒で15分ほど煮て熱が冷めたら食べどきです。日本食の味付けって基本これよね。めんどくさい時は「めんつゆ」すかね☺️めんつゆ最強説。今回は鷹の爪も入れてピリッとしてみました。

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出来上がったらまるかじりもいいのですが、TVでもこんな風に2つに切ってました。他のサイトなんかも見ると同じように2つに切るみたいですね。

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上記の2つに切って食べた感触としては、一口で行けないので、自分的には4つぐらいに切って一口サイズにした方がよいかもしれませんね。下は、その上に「うまくて生姜ねぇ」という商品をかけています。

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食べる前は、え?卵だろ?卵、ホヤの味、煮たら飛ぶんじゃないの?っと思いましたが、うん、、これは、、、卵だな、、、卵の旨味だ、、、噛みしめるとホヤのコリコリした感触も味わえる。。。うん、、うまいな、、、けしからん、、、と食べてました。日本酒がすすみますね。

 

 

 

 

新人さん研修で起こりがちなこと

 

 こちら。読んでおもったので。ちょっとずれた話題なんだけど、新人さん研修で起きることはこんな感じだよねと

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新人さんに対する期待は社内ではとても高いんですよね。みんないい人。別に新人さんをクラッシュしようとかそういう悪意は無い。みんな各個人で、新人さんに対するいろいろな学んで欲しいことがある。

 

それらが新人研修という期間に我こそは!と噴出してしまう。上司が設計書が大事!と言えば上司と同じことをしちゃいかん・・・そうだ自分はWBSだよねぇと感じる、部下には設計書、WBSを学ばせろ!と、だんだん多くなったリクエストが落ちてくる。みんないい人、こんな感じで各個人が学ばせたいことを言ってくる。悪意はない。

 

このリクエストをどうするか、また、新人さんに期間中そもそも学んで欲しいものは何か?を担当者を交えて上司ときちっと考えないと、上の図みたく、単にみんなの意見を取り入れたんだけど、というカリキュラムになり、実施しても期間中結局何を学んだのだろう?と言う感じになる。

 

 

 

 

 

女子高生の裏社会~「関係性の貧困」に生きる少女たち~を読んだ。アングラが普通になりつつある

 

女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち (光文社新書)
 

 

鈴木大介氏の「最貧困女子」が興味深い内容だったので興味本位で購入。あちらは親族、地縁、行政の縁が切れた上に精神障害などを持っている人たちが都会に逃げてきて裏社会に取り込まれていく様を書いていた。

 

arcanum.hatenablog.com

 

こちらの本ではそれにもまして、家庭事情に難があるけどまだ友達も家族もいる、難があるとは言えない普通の女子高生がお散歩女子高生というのを通じて裏社会に取り込まれていく様を描いている。

 

興味深いのはお散歩という行為を「バイト」と認識していること。さらに言うと友達が知っている場合もあるし、親が知っている場合すらある。彼女たちは地元ではバイトも見つからないけどここに来ればいつ来ても良いし、自由に働けると言っている。そして一人入ると友達も繋がってやり始める。

 

驚愕である。そんなに割りの良いバイトなのだろうか?街角に立ち、お散歩してくれる人を客引きし、運良く見つかったらお散歩してきて半分を店に入れるという。正直、時間の割に合わないのでは?あと変な人に引っかかるとかと思ってしまうし、著者も本の中で何度も普通のバイトした方が稼げるよ?と少女たちにいう。

 

なぜこんな*バイト*をし始めるのだろうか、著者が言うように本の副題にある関係性の貧困なのだろうと。最貧困女子ではなぜ取り込まれていくのか?について、全ての縁が切れて都会に来ている少女たちに仕事を与え、家を与え、何もない少女が都会に来ても生きていける仕組みを構築しているから。

 

対してこちらの本でも言及されているが、彼女たちが事務所という所では、仕事を与え、日々の悩みを聞き、成績が良ければ褒めて仕事に対する責任感を持たせ、勉強がわからなければ学業の支援さえもする。それでいていつ来てもよい、問題があれば別の系列店を紹介。という環境、居場所を与えている。

 

これ、完全に普通の会社の中でティーチングとか人材育成云々とか最近では心理的安全性とか言いながらやっている事そのものじゃないのか?

 

ただ、7章なんかを見るとその後のお散歩女子高生がどうなっていくか、というのは興味深い。先に書いた最貧困女子のようにキャバクラを始め、水商売、裏社会に取り込まれていく。

 

最後に著者は最貧困女子と同じように、こう言った社会に取り込まれて行かないようにセーフティネットが必要ではないか?という。 

 

本の内容はお散歩JKや裏オプ、JKリフレなどをしている女子高生31人へのアンケートとインタビューからのため、お散歩をしてない他の女子高生、お散歩やリフレを買わない男性の視点がなくどうしてもお散歩女子高生にインタビューした視点が中心でもう少し別の視点も突っ込んで欲しかったが興味本位で読んだ本としては面白かった。

 

英単語の意味を教えてくれる、LINEボットを作りました

さーて、3連休、カミさん子供らは実家にいくというし、もう独身気分満タンだ!何しよう!と言うことで何か成果が見えるものをと考えて。Webを漁っていたらオープンデータな英語辞書を見つけたので。 

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データはこちらを使っています。

github.com

 

データ形式が単語と意味がタブ区切りなだけでコンピュータが読む形式になっていないのが辛かったですが。 

 

とりあえず、英単語に対して意味を教えてくれます。それだけです。正味2日かかってしまった・・・(悲)

 

さて、ここからどう発展させましょうか

 

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LINE botをSpringBootで作る

表題の通りです。前提として言語はJava、LINE Developperサイトでの設定は済んでいると仮定します。

pom.xmlに次の依存性を追加


pom.xml

<dependency>
    <groupId>com.linecorp.bot</groupId> 
    <artifactId>line-bot-spring-boot</artifactId>
    <version>2.7.0</version>
</dependency>


バージョンの最新版は以下で確認してください。
mvnrepository.com


application.propertiesにボットのトークンなどを設定します。line.bot.handler.pathはLINE Developperサイトで設定したものです。


application.properties

#---------------------------------------
# LINE
#---------------------------------------
line.bot.channel-token=xxxxxxxxxxxxxxxxxx
line.bot.channel-secret=xxxxxxxxxxxxxxx
line.bot.handler.path=/path/to/line/webhook


あとはコントローラーを作ります。サンプルはこちらにありますね。

github.com

リプライにリプライを返すだけのエコーボットです。

@LineMessageHandler
public class EchoController {

    @EventMapping
    public TextMessage handleTextMessageEvent(MessageEvent<TextMessageContent> event) {
        System.out.println("event: " + event);
        return new TextMessage(event.getMessage().getText());
    }

    @EventMapping
    public void handleDefaultMessageEvent(Event event) {
        System.out.println("event: " + event);
    }
}


クラスに@LineMessageHandlerをつけて、LINEからの目的のWebhookイベントのメソッドを作って@EventMappingをつければ良いようです。では、他の友達追加やブロックなどのイベントはどうやってフックするのでしょうか?例えば友達追加は以下のようなメッソッドを作成します。

@EventMapping
public TextMessage handleFollowEvent(FollowEvent event) {
    return new TextMessage("フォローありがとう!!");
}


どうやら目的のイベントごとの引数をとるメソッドを作るだけのようですね。Eventクラスについては以下を参考にしました。

static.javadoc.io

Eventクラスの既知のサブクラスは以下です。ブロックした場合などは相手にリプライを返せないので戻り値はvoidだったりしますが概ね同じですね。

イベントクラス名 説明
BeaconEvent LINEビーコンを受信した際に発生します。
FollowEvent 友達に入れられたときまたはブロックを解除された時に発生します。
JoinEvent グループやトークルームにジョインした際に発生します。
LeaveEvent グループから離れたときに発生します。
MessageEvent メッセージを受け取った時に発生します。
PostbackEvent 表示したテンプレートメッセージに反応した場合に発生します
UnfollowEvent ブロッックされた時に発生します。
UnknownEvent 上記以外で不明なメッセージを受信した際に発生します。


以前、ServletベースでLINEボットを作っていたことがあり、あの時はWebhookに来るJsonオブジェクトを認証して、自前で解析してtypeでテキストメッセージなのかフォローしてきたのかとか判定して云々なんてやっていたので本当に簡単に作れる感じですね。


その他

line-bot-spring-bootのバージョンを上げたら、こんな感じでokioにそんなメソッドねぇよ!!(意訳)なエラーが出ることがあります。

Exception in thread "OkHttp Dispatcher" java.lang.NoSuchMethodError: okio.BufferedSource.getBuffer()Lokio/Buffer;
        at okhttp3.logging.HttpLoggingInterceptor.intercept(HttpLoggingInterceptor.java:252)
        at okhttp3.internal.http.RealInterceptorChain.proceed(RealInterceptorChain.java:142)
        at okhttp3.internal.http.RealInterceptorChain.proceed(RealInterceptorChain.java:117)
        at com.linecorp.bot.client.HeaderInterceptor.intercept(HeaderInterceptor.java:39)
        at okhttp3.internal.http.RealInterceptorChain.proceed(RealInterceptorChain.java:142)
        at okhttp3.internal.http.RealInterceptorChain.proceed(RealInterceptorChain.java:117)
        at okhttp3.RealCall.getResponseWithInterceptorChain(RealCall.java:221)
        at okhttp3.RealCall$AsyncCall.execute(RealCall.java:172)
        at okhttp3.internal.NamedRunnable.run(NamedRunnable.java:32)
        at java.util.concurrent.ThreadPoolExecutor.runWorker(Unknown Source)
        at java.util.concurrent.ThreadPoolExecutor$Worker.run(Unknown Source)
        at java.lang.Thread.run(Unknown Source)

経緯としては始め、Webにあるサンプル通り、line-bot-sdkのバージョンを1.11.0で確認していましたが、上記のリポジトリを見るに2.7.0が最新とわかり、pom.xmlのバージョンを変更、サーバーにアップしてみたところ、上記のような事象が発生するようになりました。


例外メッセージでググるとまさにこれについて検索できました。
github.com

コントリビューターからバージョンを合わせて使ってね?的なメッセージを得てことなきを得ていたようですが、さっぱり意味がわからない。その時にpom.xmlに記載していたのは下記であり、どれもMavenリポジトリを確認してもokHttp3なんて使っていない。

spring-boot-starter-thymeleaf
spring-boot-starter-web
spring-boot-starter-web-services
spring-boot-starter-tomcat


結論として、バージョンを上げた後、プロジェクトのクリーンしてからビルドし、サーバーにデプロイする事で事象は発生しなくなりました。上記のイシューは多分他の依存してるライブラリででokHttpを使っていたのかなと思います。

スプラトゥーン夏物語(1)

ここはハイカラシティとハイカラタウンのどこか。ここでは日夜、スプラトゥーンの試合が行われている。

 

スプラトゥーンの会場となる場所はいつも試合が終わるとペンキを綺麗に洗う仕事がある。それらは金のない若イカにとってはいい収入になっていた。

 

1試合で平均、若イカの1ヶ月の給与ぐらいがかかる。試合に使う武器、ギアも買う必要がある。試合は実はとても高価でもっぱら金持ち貴族どもの遊びであった。

 

しかし皆、いつかは試合に出てみてぇなぁ・・・と夢を見る。そして金をスプトゥーンのペンキ落としのバイトで貯めるのであった。

 

「しっかし何でこんなにペンキ塗るかね?」

 

「あぁ、それ多分ミサイルマンだわ。。あいつら試合もしないでミサイル延々と撃つとかもう別のゲームしてんだわ・・」

 

「あぁ、ボールド系か、、特にボルネオな、、あいつら塗りが強い上にキルされてもビーコンですっ飛んでくるもんな・・もうゾンビだよ」

 

「なんじゃそりゃもったいないなぁ、、せっかく出たのに、俺ならキルだな、無限にキルしてやる!」

 

「いやぁ、、キルするにしたってやっぱチャーっしょ!芋ってキルに徹する・・」

 

「じゃぁ今日も頑張ってペンキ落としてちゃっちゃと金もらって帰るべ!」

 

こんな感じの会話が交わされているかもしれない。

 

「おい、こっちきてみろよ、、武器とギア一式あるぜ?どっかのバカ貴族が忘れていったのかな?しかも4人分、、」

 

「え?どんなのあんだ?・・・もみじ、ボールドマーカーネオ、銀モデ、4K・・・全部地雷武器じゃねぇか!」

 

「あぁ、、使えねぇってんで捨ててったんだな。。もったいない・・・」

 

「でもよ、、これであと参加券買えば出れるんじゃね?」

 

と顔を合わせる。

 

「貯金もよ、あと少しで参加券買う分はあるだろ?出れるんじゃねぇか?あと少しだ」

 

とそこへ見知らぬイカが・・・

 

「貧乏人諸君、ペンキ落としは終わった?試合が始まるんだけど?」

「ん?おまえら何見てんだ?あぁ、それ昨日俺が捨てたやつだわww」

「貧乏人には所詮使えないけどなww」

 

「アッタマくる・・・」

 

「だってお前らその前に金無ぇだろ?無理無理、出ることすらできん!」

「それくれてやるわwwせいぜい出れない気分を紛らわすために使いなww」

 

 

「おい、てめぇ!何いってんだよ?俺たちが出れないって?俺たちが出たらお前なんか何度でもキルしてやるぜ?」

 

 

「あぁ、無理無理、こっちは1000時間以上費やしてるんだぜ?お前たちは?0時間?無理っしょwいきがるのもおとといやってなw」

「じゃぁな、」

 

 

ーーーーーーーー

 

「くっそぉ!!」

 

「どうする?」

 

あいつだけはゆるせねぇ!」

 

「こいつはありがたくいただいてやんよ!あいつが捨てた武器でギッタギタにしてやろうぜ!」

 

こうしてこの夏、若イカの熱い戦いが始まろうとしていた。