面白かったけど、物語としてはチャウ・シンチーの前作までと比べるとどう見ても佳作って感じ。ありえねー!ってキャッチフレーズも「そうだね」って思う部分もあったけど、ストーリーが小さい感じがした。
でもね、とにかく主役の子役の笑顔が可愛い。日本では見なくなったざんぎり頭でビンボーながら名門校にかよう健気な子供なんだけど、親の愛情をいっぱい受けて育ったんだろうなぁ。それは物語の前半で語られる。おれにはそこまでできるかなぁ。いつも自分の事ばっかり考えているよ。
でも主人公は子供なんだよね。ミラクル7号に対しいろいろと妄想するんだ。「え、夢オチかよ!」ってなったり、勝手に妄想を現実と勘違いしたり、ミラクル7号悪くないじゃん!映画の短い時間使いすぎ!それも「ありえねー!!」そのミラクル7号のおかげで子供通し仲良くなるんだよね。ミラクルだね。
でも物語中盤にその笑顔に見える顔で泣くんだよ。いつも思うけど笑顔と泣き顔って言うのは表裏一体だね。いつもニコニコしている人も泣いたときは忘れられない。その逆もしかり。病院で見たうっすらと聞こえた会話とシーンでわかるんだよ。でもボロ家に帰ってきて先生に告げられるまで我慢してたんだよ。どっと涙があふれたよ。思わず自分も主人公の境遇にもらい泣きしてしまったよ。しかも大泣き。ぜひとも見てほしい。
いろいろな映画のパクリもあってなかなか楽しかったけど、最後は現実的な路線で終わらせるのかなとおもった。このエンディングも「ありえねー!!」自分は物語がきれいに終わるからその前でやめとけ!って思ってしまった。
秘密だけど、主人公が女の子だって知ったのは今日さ。画像を検索する限り、かわいいねぇ。うちの子もこんな感じのが生まれてくるんだろうか。そのほかの秘密も知ったさ。そんな僕はもう子供ではいられない・・・続きはWebで。
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