arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

SAStrutの勉強

 先日のSAStruts勉強会の資料を基に、自分でやる時間ができたので確認しながらのメモ。開発環境を作るのと、プロジェクトを作るところまで。

東北デベロッパーズ・コミュニティ:第3回Seasar勉強会
http://d.hatena.ne.jp/nigredo/20090531/1243739348


Eclipseでの開発環境作成

 なるべく環境構築のオペレーションを少なくしようとしているため、下記の方法には何かしら無駄があるかもしれませんが・・・一応メモメモ・・・


 http://mergedoc.sourceforge.jp/ からGanymedeを選択、して、UltimateかJavaを選択してダウンロード。Full All in oneを選択すれば、JREも1.4、1.5、1.6がすでに入っているので、JDKを別途インストールする必要もありません。デフォルトは1.5が設定されています。あとこの中にTomcatの各種バージョンなんかも全て(5.0、5.5、6.0)ディレクトリ違いで入っているので、別にTomcatのインストールをする必要もないです。デフォルトでは5.5が設定してあります。すごい便利ですね。


 Seasarプラグイン環境はhttp://eclipse.seasar.org/updates/3.2/http://eclipse.seasar.org/updates/3.3/から各種プラグインをインストールする。はじめ、3.3をインストールしてからDBLauncherがないのに気づいて3.2をインストールしようかと思ったけどなぜか競合が起きてできなかった。仕方がないので3.2の全部をインストール後、3.3の全部をインストール。今度はDoltengプロジェクトの作成ダイアログは出るんだけど、[次へ]ボタンが押してもウンともスンとも言わない状態で次に進めない。なんで??しょうがないんで、3.2からはDBLauncherのみを選択しインストール後、3.3からは全部をインストールしたら普通に作れるようになりました。


 また、この状態だと、1回目のDoltengプロジェクトは作れるのですが、再度作ろうとすると「Maven ローカル・リポジトリー・ディレクトリーが見つかりません」と表示されて作れなくなります。実はこのお気楽なインストール方法ではDoltengプラグインのオフライン用依存ライブラリも入ってしまいますので、[ウインドウ]->[設定]->[Dolteng]で、オンラインからリソースをダウンロードチェックをはずさないといけません。(http://dolteng.sandbox.seasar.org/ のセットアップの項で書いてありました。)

Doltengプロジェクトの作成

 プラグインを入れたら[新規]⇒[プロジェクト]⇒[Dolteng プロジェクト]を選択し、[次へ]でプロジェクト設定画面が出るので、あとはプロジェクト名、パッケージ名、プロジェクト・ファセット名からプレゼンテーションにどのプレー無ワークを使うか、永続化の方法として何を使うか、サーバ管理で何を使うかを設定して[完了]ボタンでよい。[次へ]ボタンで各種パスの変更をできるけど、わからないうちは別に変更する必要はないと思う。ところでこのDoltengの設定画面なんだけど、小さくなっていることが多くて、プロジェクトファセット名の項目が見えなくなっていることがあるので、画面をズルズルって大きくする必要がある。


 実はこの状態でH2が設定されているのでデータベースを使ったアプリケーションを作ることができます。ので、パッケージエクスプローラーのプロジェクト名で右クリックで、[H2]⇒[H2サーバの開始]ですぐにデータベースを開始することができます。ちなみにH2のデータは、src/main/resources/dataと言うところに入っています。


 いやいや、Oracleが・・・という場合などは、src/main/resources/jdbc.diconというファイルで、デフォルトではH2のcomponentタグが有効になっているので、これを無効(コメントアウト)してfor Oracleと書いてあるcomponentタグがコメントアウトされて無効になっているので、コメントをはずして有効にすればいいのかな?


 これで一通りプロジェクトは作れるので、Seasar以外のプラグインなどの設定をして後はEclipseのフォルダごと開発者に渡してやればほぼおんなじ環境で開発をやってもらえるようになるのかなと思った。ただし、この状態では必要ないバージョンのJREやらTomcatなどが入っているので、それを消してやる必要があるなと思う。でもそれでも1G強)