さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 160人 クリック: 3,045回
- この商品を含むブログ (462件) を見る
勝間和代さんお勧めの本、内容はStrength Finderの解説の本って言ってもいいです。勝間さんの本を読んで自分の強みってなんだろうと思い、購入。Strenth Finderで自分の5つの強みを知り、生かそうということ。本を購入した人向けに1回だけテストを受けられます。本を読むというよりこのテストを受けるために購入と言うほうが正確でしょう。
以前に読んだ、桜井章一さんの「負けない技術」では、自分の不得手、弱点を伸ばすことこそ面白いし、伸ばすことによって得意分野も共に伸びる的な事を言っていたが、この本ではあくまで不得手な分野は「ダメージコントロール」で最低限必要なくらいは克服する必要があるが、それ以上はあくまで強みを伸ばすことに意識を集中したほうが良い結果が生まれるという正反対なことをこの本では言っています。確かに短い人生の中で、嫌な弱点を探して向き合ってばかりの人生よりも自分が強いと思う分野を伸ばしたほうが時間というリソースも大事に使えるということでしょうか。何よりその方が楽しいし。
さて、僕の強みってなんだろうか、Strength Finderの結果を言うと、僕は上から「収集心」「内省」「学習欲」「目標志向」「最上志向」だそうな。これって、いわゆる「オタク志向」?良く言えば「学者肌」かな?これをどうやって今の仕事に生かせ!って言うんだってちょっとガックリだったけど、昔から試験とか統計って言う権威に弱い僕は受け入れるしかないんだなぁ。
本書では「才能」とは、「無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン」であり、何も仕事なんかで華々しく成果を上げて金を稼ぎ続けるようなものや、アートなんかの常人がうらやむような者への才能ではなく、それこそ「今日は何を食べようか」といった何気ない行動の際に無意識に繰り返される思考のパターンのことを言っている。なのでStrength Finderをやってわかるが「へー、まぁ分かっていたよね」と感じると思う。
だけど、その強みを自覚的に生きていくのと、知らずに生きていくのでは違いが出てくるんじゃないかなぁ。そう僕は思った。こんなことを考えることに僕の「収集心」「内省」「学習欲」的な行動パターンが見えると感じるのは言いすぎかな?1600円前後でできる自分発見と言えば安いと感じるか、高いと感じるか。僕はStrength Finderの結果への対策からみて、「あの時僕の感じた感情は、そういうことだったのか!あの時も!」と納得したりしてしまいました。
負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」 (講談社+α新書)
- 作者: 桜井章一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/18
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (37件) を見る