arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy (ぴあ書籍)」を読んだ、ポジティブシンキングが太陽のようにまぶしい!

きっかけ

 厚切りジェイソンって芸人だったんすね、、Webの記事でなんだか芸人ながらIT会社の役員をしているというのは読んだ。あ、あった、ひとつだけ厚切りジェイソンのネタを見たことがあって、ポケモンの番組で、漢字の一、二、三、、分かった、、4は・・・と言うところで四になり「Why Japanese peaple・・・」となるやつだったけど・・・いや、、漢字は中国発祥・・・面白かったけど。


 そんな厚切りジェイソンだけど、ツイッター上で見る限り、ものすごく効率を重視している人だなと感じたけど、他のユーザーからのメンションにも気軽にこたえてくれる。ものすごいポジティブな人だなと言うところで興味をもった。日本だと効率を重視する人って言うと、ホリエモンがぱっと思いつくんだけど、この2人って似ていると思うんだよね・・


 一方はツイッター上で質問なんかにポジティブに返すのに一方は何で今やんないの馬鹿じゃねぇの?って言う風に返す違いだけ。まぁ後者の返し方に耐えられる者だけがホリエモン信者になれるのだろう・・・でも感情抜きにしてリプライで返すのは、なんでやらない、今行動しない?全てやれ、でだいたい言ってることは同じなんだよねで、そんな人が書いた本だからどんなのだろうかと思い読んでみたわけです。

内容

 厚切りジェイソンツイッターのメンションできた質問に対して答えたリプライを基に文章を補足していく形の本。ツイッター自体は書ける量が少ないからね・・質問者の質問を一般的な形までそぎ落とされた返信は人によっては「上から目線かよ!」と思うのだろう。TL上では結構反発する人もチラホラ。補足の文章ではジェイソンの日常も交え、ジェイソンの考え方なども織り交ぜつつ説明している。主に若者に向けた本かな。そういえばジェイソンは母国でもツイッターしてたのかな?英語と日本語では書ける情報量ってどうなんだろう・・気になるね。


 著書の中のキーワードとしては「成長」なんだろう。自分はこの年でもう成長なんて・・と気恥ずかしく感じるって言うのはある。いくつになっても一生勉強一生青春だけど自分の言葉で言うなら変化かな。だいたいの言いたいことは自分の信念だったら迷わず行動しろ、言い訳すんなって事だな。だいたい同意できる。オジサンは説教臭いのでこういうの好きですね。他人を気にせずに行動して、他人の評価なんて自分の受け取り方次第なんですね・・みんな他人を気にしすぎ。


 本は面白い。自分がずっとこうじゃないか?って思っていたことも本を読んでると、違う視点を見せてくれる。それと同じでジェイソンも返信で質問者が悩んでいる視点じゃない、別の視点を見せてくれる。ダメなレベルの中で輝いてもダメなままとかね、、思わず笑ってしまった。ちなみにこの考え方は著書の方々に出てくる。上を目指すジェイソンならでは。


 だってさ、質問も質問でおんなじなんだもん、僕(私)アレしたいんですが悩んでます、どうすればいいにょ、に対して、行動、自分がどう考えるか(論理的に)、自分は自分、人は人、評価は自分でを考えた上に自分の信念に従い行動しなさい。というのをジェイソンは言葉を変えて言っているに過ぎない。みんな同じような悩みに悩んでどう行動すればいいか分かんないってことなんだろうね。と言うことは、ジェイソンが娘を心配してるように、日本の子供らは考えて行動する方法を教えられてないつーことなんだろなと。


 本自体は厚そうで普段本を読まない人にはとても大きな壁に見えるけど、だけど字が大きいし、右ページはお題目のツイート内容だから賞味二時間〜三時間位で読めるので興味ある人は買うといいよ。ジェイソンも言っているしね、毎日1章づつ読めばいいんだよ、、1週間でよみ終わる。

継続すること。
ただやれよ。
なんで続けようとしないの?

おお!一刀両断!

壁は低くていいんだ。自分が飛び越えられる壁の高さにすればいい。高い壁を見上げているだけじゃ、何も進まない。低い壁でも毎日飛び越え続けるほうが、成長につながるよ。

 たぶんあのポジティブでまぶしいいジェイソンだって、日々人に見えないところで小さなミス、失敗を繰り返し、改善している。その結果を我々は見ているに過ぎない。だから自分たちはジェイソンのように行動できない、ああいった風には動けないと思い、あれこれ悩む。違うんだ、日々の失敗と小さな成功の積み重ねにこそ未来はあるんだよね、、と言うのが説教臭いオジサンは見える。


 ジェイソンが言っているように、「自分の意見」を持って行動すること。そう思い読んでいるとこの本ですら自分はジェイソンに同意できる自分、できない自分がいる。そう、他人の意見なんて参考にこそすれ、行動の経典にしちゃイケナイ。面白いけど、自分の人生だから自分にとってプラスになるものを考えて取捨選択した上で楽しく生きようね・・・そう思った次第でした。