arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

フルートを調整に出しました。

今使っているヤマハのYFL-211は去年の12月あたりにハードオフで売られているのを発見して数週間悩んだ末に店員さんに見せてもらったら頭部管を一度も差したことがないようなぐらい差す部分が擦れておらず綺麗な個体で「こりゃ買いだ!」と購入したものです。

 

それまで使っていたケルントナーのフルートも購入後2年経ち、あちこち音がおかしくなってきて調整出したらどれぐらいかかるのか?とヤマハや管楽器の修理メーカーに持っていったのですが、購入金額(このメーカーの自分が持ってる型番の新品)を超えるぐらいだとなっていたのでハードオフで見つけたのは渡りに船だったわけです。

 

ケルントナーのケルちゃんは申し訳ないが誰かにあげるわけにもいかず、雑鉄として出すしかないのかなと、、、(2−5万円ぐらいで修理する覚悟があるのであればどなたか差し上げますよ、ただ楽器は激安品を使っても上手くはなりません)

 

やはりヤマハなのでしょうか?個体としてはすごく当たり感が強くてよく鳴る(響く)個体で、こりゃ買いだった上に当たりかよ!って小躍りしながらいつも楽しんでいました。まぁこれがヤマハの通常の実力なのかもしれませんが、、、

 

楽器は大体1年に一回ぐらいは調整に出して、5年に一回はタンポを交換するみたいな事が必要なわけです。このヤマちゃんもそろそろ1年以上経っていたがコロナ騒動で仙台に行く機会もなかったのですが、仕事調整してやっと行くことができたのです。

 

自分ではまだ普通に吹けているなとは思っていても調整師さんが触ると、少なくとも5箇所狂ってますよとのこと。しかし5箇所ってのも多いなって感じたのですがもしかすると自分が購入時、新古品であっても年数は経ってたわけで、すでにキーが狂いはじめていたのかもしれませんね。

 

しかしちょっと触っただけでわかるもんかと聞いてみたのですが、キーを押すと微妙に空く部分があり、その押した感覚(ストローク)が正常なものと微妙に異なるとのこと。なるほど、、、そんな微妙な所でもわかるのですね、、、人間の感覚の凄さなんでしょうけど、なんの問題もなく吹けてると思った僕は・・・orz...

 

見積もりですが、ひゃーー高い!基本料金が8,000円に色々そこからかかって12,000円ー15,000ぐらいだそうだ、、、楽器とはかくもお金のかかる趣味なのだと・・・

 

そして今日、また仙台に行く用事があり、引き取ってきました。基本料金として分解調整が8,000円でタンポ調整、ヘッドコルク交換。。。13,400円、、、おじさんの収入には高い出費だったけど・・・

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引き取ってきたからには音だしてみましょうと吹きに行ったのですが、、、

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いやぁ、、鳴る(響く)、、、今まで吹いていたものが別物のように鳴るように感じました。これでまたたくさん楽しめそうです。