arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

ベクシルを見て

 久しぶりに映画が見たくてレンタルショップに行って、何にしようかなとうろついていると発見。そういえば映画館で見れなかったんだよね。どんな話だっけ?確か日本が鎖国をして、その日本に潜入捜査する話だったよなとDVDをレンタル。

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 見た感想はというと、「うーん本当に凄いねぇ。みんな見るべし」てな感じで自分自身としては大満足である。


 鎖国中の日本が自分には唖然とした。テレビでもあまり予告編もよく見ていなかったので、正直もっと「イノセンス」で出てきたような機械めいた町並みが続くのかなぁ、日本人が「スタートレック」で描いていたようなボーグみたくなっているのかなぁと、凄く勘違い的な発想をしていたがその真逆で荒涼と続く大地の中に人間がいる区画がちょっとだけという、びっくり仰天な日本。


 正直これは映画館で見たかったと思う一作。映像もカメラワークもどれもすばらしく、機械は緻密な体と動きには迫力あり、人間の動きはより自然で、映画館の大スクリーンで大音量で見たいと思った。これを映画館で見たやつらは幸せだよな。


 レンタルショップでは関連作として「アップルシード」が横に並んでいて、あちらでも思ったことなんだけど、なんか映画というよりゲームのビジュアルシーンを見ているような感じを受けたのも事実。


 なぜだろう。リアルなキャラクタは自然に動き、リアルだけでなく所々アニメっぽいタッチの部分があったりと完全に人には似ていないのでアニメって事はわかるんだけど、凄く違和感を感じるんだよね。表情が無いって言うか・・・最近覚えた言葉で言うと「不気味の谷」って言葉があるんだけど、これだろうか。


 でも、是非見てくれ!って思えるような一作だった。