arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

「ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)」読んだ。淡々とした爆笑。

ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)

ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)

  • 作者: 村上福之
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2012/10/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 著者の村上福之さん・・・あー!どっかで聞いた・・・名前は知っているはず。誰だっけ〜、Webでは有名っぽいんだけど〜・・・と思いパラパラめくって読むと結構面白い。その日は結局買わなかったんだけどTwitterでつぶやいたら「面白いよ」って誰かから来たのでとりあえず背中押された気分で電車の暇つぶし本にと次の日買った。あと、内容のマトメは書かないよう(親父ギャグww)なので下記の文章は読んでも何も得られませんよ。


 そう、よくホットエントリなんかにも色々上がっている人なんだけど、僕がこの人を強烈に覚えているのは「ガムロード」をパクッたサイト「アメロード」を1日で作ってYashoo!オークションで売ったって話、その話もこの本に出てくるけどね。まぁ、強烈に覚えている割には名前を覚えていないってのはどうしてかな?っていうのは置いておいて・・・


 本自体は著者さんも言われているように村上福之の「ネットとケータイと俺様」で書いているブログのマトメ本。ただ、この本を書くにあたって大幅に書き加えた箇所なんかがあったらしくてただのマトメ本ではないとのことです。


 実はタイトルと内容はあまり関係が無い。第1章はその通りなんだけど、2章からは著者の経験を通してのモノの考え方や、世の中を斜に構えてみた感じで「あ〜アルアル」ってな感じとか、「へ〜(棒読み)」てな感じとかまったり感がだたよう文章で世の中を切っていくって感じかな。


 正直、読む時間に対する金額を考えれば通勤読書er(ツーキンドクシャーと読む)にとっては、すんごくコスパが悪い本、1時間〜2時間でスラスラ読めるぐらいの量。買って帰る電車と会社に行く電車ぐらいで読めてしまう。また本買わにゃ・・・(怒!)2時間に1000円払うってどうなのよ。ってなる。


 でもね、僕はこの人の考え方に共感するね。本書にある「怪しさ満点のソーシャル募金」「動いているものを見せれば納得する」「プログラミングは写経から入る」「スキルを身につけるなら金をもらう」「競争は最大のコスト」・・・読んでて共感できるものばかりでした。一部は自分もそうだし、どうやったらこの行動力はできるんだろう?自分もやってみたいすって感じたり。買って損はなかったです。


 しかし4章の最後は衝撃だ・・・こんなんで本を締めくくるとは・・・とは言え自分も似たようなもんか・・・違いは「諸々の決定権を他人に売り渡し、自分のやりたい事、決めたい事ってなんだろう」って人生か、「自分の意思で自由で生きる事をしている」って人生の違いだけなんだけど、大きいねぇ。