コロナの影響で子供がまさかの休校、、、それで親たちは代わる代わる休んだり半ドンで帰ってきたり。そんななか蘇と言うのがネット上で話題になっていたようで。。。
これ、蘇って醍醐味の元になったやつなのでは!醍醐味、、、本来の醍醐味を味わえるのか?1000年前の失われた味!貴族しか食べられなかった味!
と思ってちょっと調べたら、、、
濃厚な味わいとほのかな甘味を持った液汁とされ
とあり、蘇の味と醍醐味自身は関係が無いのだなと。これ読むと蘇自身がレアチーズみたいなもんだと。
グーグルで「蘇」でググろうとすると販売なんかもレコメンドされるのですね、、いままで失われた味なのだ!と思っていたものは実は普通に売られているものだった、、、下は「蘇 販売」でググって適当に開いたやつ
で、上のトゥギャッター通り、作ってみました。
原材料:牛乳
これだけです。これをテフロン加工のフライパンにいれて煮詰めます。こんな感じでフライパンにダバーっといれ、煮ていきます。牛乳は普通に買ってきたものです。賞味期限近くで安くなっていたのがあったのでそれを買ってきました。
一時間ぐらいこんな感じです。微妙に少なくなっているけど、、、あーー後悔するわーー、、これ失敗したらカミさんにまた色々言われるなーーーとか思いながらかき混ぜます。ちょっとすくって舐めてみたのですが、、、クレマトップですね。
これ、1時間以上経った時ですがちょっとは少なくなってきたので水分が飛んでいることはわかります。でも「まだシャバシャバしてます、、、これほんとに蘇になんのか?気づいたのですが作業は鍋のヘリで固まったのをこそげ落として行くみたいな感じですかね?ヘリをこそげ落としながらフライパンの中央部で固まったのを撫でていく感じです。
フライパンの中央部に居座っていた焦げですが突然こんな風に取れてしまいました。これも食べてみましたがマイウーーでした
こうなってくるとあとは10分以内です
ここからが本当にびっくりするぐらい固まっていきます。最終的にはドーナツの記事ぐらいまで固まってきます。ここまでくるのにだいたい90分ぐらいかかります。
マッシュポテトほどに固まった蘇、少し食べてみると、甘みの無いミルクセーキ味のマッシュポテト。ミルクのギュっと詰まった味が感じられます。これを冷やして出来上がり
ネットで焼くとうまいとあったので焼いてみました。冷やす前はマッシュポテトぐらいでしたが、冷やしたらもうカントリーマームの硬さ。なので先ほどいれた容器から取り出すときちょっと苦労しました。
食べるともう甘みの無いミルクセーキそのものですね、カミさんはちょっと塩気が感じられると言っていました(僕は舌バカなのでそこまでは)娘に食べさせてみましたが、クッキーみたいで普通においしいとのこと。
普通においしい!なんと、、、1000年前の貴族はこれをうまいうまいと食べていたんだけど、今にしてみれば素朴な味でほっぺたが落ちるなんてことにはならず、、、現代の普通がいかに過去にはありえないうまさだったんだろうなぁと。