「星の王子さま (新潮文庫)」を読んだが・・・

【Amazon.co.jp限定】 星の王子さま (特典:新潮文庫の100冊キュンタ 壁紙ダウンロード)(新潮文庫)

子供向けの本かと思ってずっと読んでこなかったけど、先日読んだ「信じない人のための〈宗教〉講義」のなかで出てきたので興味を持って読んだんだけど、すごく意味深。既に「信じない〜」で書いてあったポイントを押さえながら読んでしまったので、バイアスがかかってしまったが、物語りとしては大事なことがキツネ⇒王子様⇒パイロットと伝達される感じになっている。王子様がただのキツネからかけがえの無いキツネになる課程は、パイロットのただの変な少年からかけがえのない少年とオーバーラップする。大概は大事なものは遠く、手に届かない所になって初めて大事なものと分かるのだろう。

まぁ、そんなの抜きにして、物語としても面白いし、子供が読む分にも奇想天外なところがあって面白い。なんかジワジワ後から読みたくなってくる本だなこりゃ。

信じない人のための〈宗教〉講義