arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

堀江貴文さんの「ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく」読んでなんか丸くなってる・・・orz...って思ったぞなもしww。本書前半への感想

 いつものごとく、内容のまとめではありません。内容のまとめが見たい方は他へどうぞww



 どうも。収監前の歯に衣着せぬ物言いが好きだったid:arcanum_jpです。Twitter見てるとものすごい本人によるRTと感想へのメンションで「どれ僕も買ってみようか」とか思いのままに操られてしまいました。買うときはどうも・・・「わ、話題だから買うんだから、、、わ、話題だからだよ・・・」とか自分とか誰も見ていないのに勝手に言い訳したのは内緒です。なんか文章が丸くなったのが印象的です。


 僕はホリエモンについては特に悪い印象は持っていませんでしたが、世間の評価ってのは違うようです、金の亡者、ライブドアの人、あの選挙に出た人・・・人それぞれ違いますが、なんかちょっと悪い人ってイメージはついているみたいですね。なんか自分の感覚がおかしいのか、何かの陰謀説なのか・・・


 前半はホリエモンの今までの個人的な経験を通してのストーリーです。いくつかは色々なサイトで語られていたものや、本人の独白的なものなので話半分に読んでましたが(すんません)同世代の自分としてはとても「ウンウン、、そんなのあったねぇ・・・」「そうだよ、その気持ちなんか分かるよ」とかいろいろ面白かったです。特に、文章全体で見て、この人は本当に今までの小さな、しかし強烈な「成功体験」の連続が自分を作ってきたんだろうな、それが自信となってきたんだろうなと思った事です。「コンピュータとの運命的な出会い」で強烈な原体験をし、その体験がその後、塾のシステム構築などで成功し、自信をつけていく。


 自分も仕事がどうのとは思いませんでしたが中学校の頃にMSXに出会い、そしてプログラミングに夢中になり、雑誌に投稿し、ちっぽけだけど自分が作り出したものでお金を得たという体験が今を作っています。それは(あの頃のちっぽけな自分のまわりには)誰にも真似ができなかった事であり、自分の自信となって今を作っている。そう(ちょっとは^^;)自負している。


 僕は「天才」って言うのは何かしらの物事を根気よく誰もがあきらめるのをしり目に続ける事が天才が天才たるゆえんだと思っている。いいアイデアも続けるという能力がなければ発揮できない。本書では飽きっぽい性格と書いてあったけど、似たような事でハマる、没頭するという言葉を使って表現している。その中でも小さな小さな成功体験の積み重ねなんだろう。その一つ一つの成功体験が行動分析学でいう好子になり、また好子を得ようと行動する、結果ハマる。いままで自分はそこまでできただろうかと思う。そういう行動様式になったのはホリエモンが嫌で嫌で仕方なかったあの環境があったからこそなんだろう。


 本書のタイトルにもなっている「ゼロ」だが逮捕、監修されすべてを失い、ゼロになったがそれまでの自信や信用はそんなハマって続ける事で一つ一つイチを足してできたものなんだろう。全体を通して、若い人には啓発にもなるので読んで損はしないと思うよ。どっちかって言うと若い人向けに行動の考え方として書かれた本だと思う。どんな考え方をしたらいいかとかは、本を買って読んでくださいな。その読んだという行為一つがホリエモンの言う「イチを足す」と言う事につながりますよ。



 まぁ、同じ世代として、色々できて、やっていて応援できるってこの人ぐらいじゃないかと思うのよね・・・これからもなんかしらやってくれそうだしね・・・さて、自分も負けずにどんどんイチを足して行こうか・・・