arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

ずん子のリアル15パズル、キーホルダー、その他を作った(後編)

こちらの後編です。

 

arcanum.hatenablog.com

 

前回は試しに一つ絵を印刷しないまでも作ってみました。今回は東北ずん子は3姉妹なので2つほど追加で作ってUVプリンターで印刷したいと思います。あと、15パズルを3つ印刷するとスペースがまだ余るのと、UVプリンタを借りる時間が余るため余った余白を利用してキーホルダーも作りたいと思います。

 

15パズルのサイズは100mm*100mmのため、A4に配置して残った場所分のキーホルダーデータを作ります。こんな感じですね。相変わらずきりたん推しです。あと子供、親戚にクリスマスプレゼントの一つとしてあげるキーホルダーも入れておきます。

 

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多分これ見て、別に15パズルとキーホルダー、別々にデータ作ればいいやん、キーホルダーもっと作れるんじゃ?って思う人もいると思います。なんでこんな風に15パズルとキーホルダーのデータを一緒にするかと言うと、UVプリンターは実際の素材に印刷する前に、素材を置く場所が分かるようにガイドとなる線などをUVプリンタの台に印刷する必要があります。

 

15パズルとキーホルダーのデータを別々に作ると、印刷の順番としては

  1. 15パズルのガイドを印刷   10分
  2. 15パズルの素材を乗せる    2分
  3. 15パズルを印刷(白レイヤ)  12分
  4. 15パズルを印刷(色レイヤ)  7分
  5. キーホルダーのガイドを印刷  10分
  6. キーホルダーの素材を乗せる   2分
  7. キーホルダーの印刷(色レイヤ) 7分
  8. キーホルダーの印刷(白レイヤ) 12分

こんな感じですが、各印刷に大体7分~12分かかるため上記では60分超えます。トラブルとかもあったりするともう中途半端に終わりますね。UVプリンタは時間貸しのため、少しでも時間を無くすには1、5が行程としては一所にできます。ガイドが分かれば良いのであればキーホルダーはもっと作れましたが。まぁキーホルダーはオマケ的なものなので、なのでデータを一つにまとめて作ります。欲かいちゃいけません。

 

今回は白を使って不透明にする必要があるので白レイヤも作ります。UVプリンタ自身は塗ると透明な色なので(薄い色は透明に近く、白データは透明になる)塗った後に再度別の不透明白で上塗りして絵柄を不透明にします。市販のキーホルダーなど裏側が白などになっているのはそのためです。

 

下記の塗っている場所が不透明白で塗られる場所です。全体が塗られていないのはこういうデータ作ったらどうなるだろうという実験です。

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ずん子UVプリンタ用データ(白レイヤ)

UVプリンタはこんな風に透明インク。明るい色付近は透けて見えますし、白は透明になります(印刷されない)

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参考として以前こちらで購入した朝山めろんさんのキーホルダーですが・・・

booth.pm

表面はこちらですね。

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反対側はこのようになっています。多分これ、絵を印刷した後に白で絵と同じ部分を印刷、その後、チェック柄と、最低限3層を印刷しています。もっと言うと、(借りている施設の濃度で言うと)絵をはっきり見せるために2度塗りしているかもしれませんし、裏面のチェック柄は絵柄が完全に消えるよう、ものすごく厚く塗っています。しかし最近のキーホルダーは裏地にも凝っているのですね。

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実はBOOTHは絵柄からキーホルダーを作って販売できるサービスがあり、キーホルダー作るだけだったらこういったサービスの方が安いのですが・・・^^;もの作りクラスタと言うのは買うだけじゃなく作ってみてぇ・・・という自己顕示欲の強いめんどくさい人たちなのです。


んで切ります。これは先ほど図面の右側にあるキーホルダーの部分です。この切った瞬間が楽しくてやってます。

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今回はギリッギリのギリギリデータだったのでこんな風にギリギリの線で残せました。1mm無いです。ものすごくうれしい瞬間です。

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こちらは15パズルのデータを切ったもの。大体、キーホルダー用の板、15パズル用の板で1時間ギリギリ使って切ってます。

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アクリル板の表面には保護シートがついてますがこれが爪ではがすのもめんどくさいので水で洗ってはがします。水に10分ほど漬けると取れやすくなります。これでもまだ微妙に残っていたりする。

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これをきれいに布で拭いていきます。この際、さきほど水ではがしたけど残っている部分があるのでそれを取り除きながら拭いていきます。アクリルって結構強い素材なので布で結構ゴシゴシ拭いても大丈夫です。

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これに両面テープで貼り付けてきます。。。結構めんどくさい。ちなみにアクリルは接着剤が特殊で普通のプラモデル用の接着剤では接着できません。専用の接着剤は水のように粘性が低く、今回のようなものには使えませんのでやむなく両面テープを利用したという経緯があります。(粘性の高いアクリル接着可能なもの情報が欲しい・・・)

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一気に作業を進め完成です。あとはこれにUVプリンタで絵を印刷して完成です。タイルは遊ぶ時に外す仕様です。

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キーホルダも同じように洗って紙をはがして印刷用にまとめておきます。 当日、その場ですると時間がもったいないのでこんな風にあとはUVプリンタにかけるだけにしてサランラップで包んでおきます。

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 まずはずん子さん15パズルです。白で塗ってから絵柄を印刷します。はじめに白で塗る理由は先ほども書いたようにUVプリンタ自身のインクは透明なのと、素材が色付きであるため、絵柄が普通に印刷したら見えなくなるためです。

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 白塗料を塗ったところ。この上に絵柄を印刷します。

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 こんな感じに出来ました。

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さて、印刷できました。全面印刷してしまい、15パズルどうやって遊ぶんだよ!って感じますが実はこのタイル、外して並べられます。でも作ってみて遊ぼうと右下を外そうと一旦パズル全体をバラっと外したら辛かった。。。遊ぶためにはじめに並べるのが結構辛い・・・ここは反省点

 

バラバラっと外して・・・

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ここまで組み立てて・・・

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そしてスライドしてバラすのだ!!

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あと、この写真を見てわかる通り、結構ずれてしまった。白インクははみ出すように塗ったので素材全体に塗られたけど、絵柄は素材と同じ大きさにしてしまったため、素材を置く時にちょっとずれて置いてしまったらしく(といっても1mmもずれてないのだが・・・)その分絵柄がずれて印刷されてしまいました。この辺も次作るなら反省点だと思います。

 

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次にキーホルダー、、

 

ほぼ満足のデキです。白を塗らない部分も面白い効果を出せたようなきがします。

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 おなじみ、きりたん。公式の絵に自分でチェック柄などを描いています。データをRGBで作ってしまい、印刷当日CMYKに変換したので色味が変わってしまいましたが、まぁ満足です。

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 裏側はこんな感じで白が薄いです。本当はこれにもう1回絵を印刷して最近のアクリルキーホルダのように裏側も可愛く仕上げたかったのですが、施設の利用時間切れでした。。。悔しい・・

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 先ほどの朝山めろんさんの作品ですが、これを発表したとき、色の出が悪いと不満を漏らしていたのですが、その時は自分はあまり気が付かなかったのですが、こうして自分が出したものと比べると確かに色の粒が荒いなぁという気がしないでもないです。

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 これは自分がLINEスタンプとして出している、ツバメ3兄弟、雑種犬の一日、正直売れていませんが、、、キャラ以外は透明部分に変な模様を印刷してキモさを醸し出しました。結構これはよく出来たと思います。

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これはスプラトゥーン2での武器、ボールドマーカーネオ(通称、ボルネオ)です。ボルネオ神です。あーーーボールド神さま・・・これで自分は御身といつでも一緒にいられる・・・ボールド神さま・・・武器の部分だけ白を裏に塗り、他は透き通らせました。結構うまく行ったとおもいます。

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これは息子と娘へのクリスマスプレゼントにと作りました。

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 これらはこんな風に包んで、クリスマス当日に子どもが欲したプレゼントとは別に手渡す予定です。(これはもう親の自己満足の世界なのですが)f:id:arcanum_jp:20181221222738j:plain
先日から作って来たものを合わせるとこんな感じです。

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こちらですが、2019/2/3(日)に仙台駅前、イービーンズ9Fで行われる、杜コミで展示したいと思っています。今まで作ったアクリルものも持っていきますので、実物をご覧になりたい方は来てみてください、サークル名「たんや」で登録してます。たんやは自分は結構きりたん推しであるため「きりたん屋」を略して「たんや」です。作品が死蔵しても勿体ないため、原価に近い価格で販売したいと思います。あと失敗作でも思い入れがあり、嫁ぎ先が決まれば良いかなと思います。

 

moricomi.info

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Macも知らないオッサンがMacbook Pro買ってSwift勉強してずん子の15パズルアプリ作った

フリーなプログラマをしてると何の言語が出来るか?は正直死活問題にもなります。自分の場合、長い経験から幸いにも、サーバー処理、クライアント処理、アンドロイドと個人的にも作る事ができますが、iOSについては、と言うか、Mac自身が苦手で避けてきました。

 

Swift勉強するきっかけはお世話になっている企業さんのからの、MaciOSアプリ作れればね、この一言が始まりでした。

 

今までMacを使っている人にあんまりいいイメージが無かったので(すまん)と言うより、何度その手の人達からディスられたり、ジョブズジョブズが・・・とか言うのを耳にタコが出来るほど聞かされていたので、あぁまたファミコン勢がMSX勢をけなす流れが思いだされる、、なんという既視感でしょう!機械はいいんだろうけど、オレは別にいいなぁなんて毛嫌いしてたのでした。

 

が、仕事に結びつくならしょうがない!うん、しょうがない!とMacbookを購入し、アプリを作るのを今年の目標にする!と言うのが4月

 

オレ「なぁ、Macでアプリ作れれば仕事にもなるんだけど」

カミさん「買えばいい」

オレ「・・・(怖い。。。本心はなんだ?)」

オレ「え?じゃぁ本当に買うよ?」

カミさん「買えばいい」

 オレ「・・・後が怖いけど、、買うしかねぇ・・・」

 

僕は彼女の目も見ずに石にされる前に光のスピードでアップルのサイトを開いたのでした。 

 

しかしどれ買えばいいか分かんねぇ・・・Mac自身はサイトを開いても選択肢が少ないので(別に悪く言ってない)Macbook Airでいんじゃね?と思ったがレティーナ欲しいな・・とかタッチバー、どう考えてもイラネよな・・とか思い出したらどれ買えばいいか分かんねぇ・・・となり迷う。

 

ツイッター上でもアップルのMacbookどれかえばいいのかについて色々とご意見をいただいたりしました、自分の使い道を考えるとMacbook Proで、メモリも積んだ方がいいという事を教えていただいたり、買った後も、使っている時にも操作について、わかんねぇ!と言うと、教えていただいたりと、いったい俺は何と戦っていたんだ?となる事なる事・・・

 

iOSでの開発は東北でiOSならまだObjective Cかなぁ・・・とか思いましたがSwiftの方が簡単そうだったのでSwiftで始める事に

 

Swift勉強法

 多分これは本当に初めてプログラム言語を勉強する人には参考にはならないかもしれませんが、やったことを書いておきます。

 

 基本的にはこちらのサイトのサンプルを一つづつ写経しました。Swift自身文法は分からないけど、いつも使ってたJavaなどとオブジェクト指向と言う点では一致しているため、まずサンプルをひたすら打ち込んで実行していました。この写経ですが、自分自身の利点としては文法が分からずともイディオムを体が覚えるため、次に同じような事をする際に悩まなくて済む(次のやらなければならない事をできる)

 

http://docs.fabo.io/swift/

 

 とにかく写経です。はじめのうちは訳も分からず写経してたかだか30行程度の写経でも実行までを含め時間がかかってかなりストレスになりましたがだんだん、このオブジェクトは何か、こういう処理はこの関数、この実行結果はこうだろう、ここはこういう意味か?と分かってきます

 

しかしSwift勉強をやり始めてから一番初めに何が辛かったか?って言うと、Macの操作方法でした。右クリックどこだ!!とか。

 

 自分は基本はWindows人間で仕事でLinuxコマンドは利用すれどMacは初めてでした。この、Swiftを勉強する以前にMacの操作方法が分からず四苦八苦です。正直、何度機械をぶん投げたくなったことか。ツイッターでもMacディスがはかどります。

 

それでやったことは家でPC使う時はなるべくMacを使うように。まぁこれしかありませんよね。使用頻度を上げて体に慣らすしかありません。あと毎日PCを持って行って朝や帰りの30分ぐらいづつ、Macを使ってました。なに、Twitterしたり、上で書いた写経をしていたただけですが。

 

操作自身は半年以上たった今でもイライラはしますが、自分のMacbookは2017年製であの悪名高き壊れやすいキーボードらしいですが、とてもキータッチが良くてキーの打ち込みが気持ちがいいです。普段使っていたVAIO Zのフニャフニャキーボードに比べるともう天と地の差ですね。ちなみにMacからリモートデスクトップWindows機を操作するともう、パソコン触り始めたお爺さんのように「つ、、次はなにすんだっけ?」となります。

 

 

 ずん子15パズル

写経も飽きてきたころ、そろそろ何か作るか?とりあえずゲーム作るか?となり作ってみました。ずん子さんの15パズルです。おおまかな完成までは丸2日間使ってます。週末にカミさんが子供を連れて実家帰ると言ったのでこれ幸いにとずっとMacの前で作っていました。ありがとうカミさん。

 

 初めは普通のコンポーネントを使った画面を作って何か実用的なものを・・・と思いましたが、ふと、オレ一体何を作りたいんだ?と思うと何もありません。作りたくもないTODOアプリなんて嫌なので、まぁとりあえずゲームでも作るか?アンドロイドでも一番初めはゲームだったし・・・じゃぁ、ずん子さんのゲームでも作りますかね?となり、、、

 

とりあえずタイトルっぽい画像を表示してみて、おお?行けるじゃん、オレ凄い!とか自画自賛しつつ、ゲーム画面に画面遷移してみるか?お!雰囲気出てきた!スゲェ!じゃぁ16分割した画面を表示してみるか?UIIMageViewを15枚用意して画像の一部を貼り付ければいいんだろ?おおお!出来る出来る!オレやれば出来る子!!ドラッグなんてVB時代からお手の物で作って来たけど、、まぁ初めはタイルクリックすると動くとかでもいんじゃね?みたいな感じでちょっとづつ作っていきました。

 

 出来たのがこちらです。絵はずん子さんのサイトから拾ってきた絵に背景をつけています。絵はMacで色々と加工する方法が分からず、Win機でイラストレーターで加工してGmail経由で絵をMacに持ってきてと言うような、おま、クラウドって知ってるか?みたいな事してました。

 

初めはこんな風に誰の絵かわかりません。絵の下にある「<<」「>>」でどの絵で遊ぶか選択し、「ゲームを始める」で始まります。

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ゲームを始めるとこんな感じでフレームで16分割されます。

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iPhoneでもこんな感じで使えます。 画面の計算は全て自前でやっています。と言ってもあんまり計算する量はなかったので難しくはないのですが、今回は初めてゲームを作る事が目的であったのと、Constraintを知ったのがだいぶ作った時だったのと、色々と学習量を詰め込んでも仕方がないので使っていません。これの次にはConstraintなどを使ってみたいと思っています。

 

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絵が完成するとこんな風にずんだが降ってきます。

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選択できる絵の一つ、東北きりたん。

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選択できる絵の一つ、東北イタコ。

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ちなみにプレイ中は下にトグルがあってヒントとして下絵が見えるようにできます。

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ずんべ~だ~

んで、次に作ったのがこちら。「ずんべ~だ~」もとは簡単なブロック崩し作ろうかと思ってたのですが、ブロックの並びってなんだか昔懐かしのインベーダーみたいだねぇ・・・じゃぁ敵は動かそうか、たまにギャラクシアンのように下に攻撃してくるとか?など夢は広がり、ブロック崩し+インベーダーをずん子のキャラクターで、こんな感じに。

 

ストーリーは、イタコ姉軍団に捕らわれた我等がずん子、それをきりたんがずんだで攻撃して戦う。プログラムは前回の15パズルとは異なり、Spritekitを利用したゲームです。パーティクルが面白くて使いまくりでゲーム性はありません。もう動いたというだけで満足です。

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iPhoneでプレイするとこんな感じでまだマシですが、iPAdだともう遅すぎてもうダメで、ゲームにならないです。

www.youtube.com

 

 しかしこれら2つともAppleStoreで公開しようまでが今年の目標と思いましたが、どうやら端末が無いと出来ないみたいで、ここで止まっています。来年またカミさんの許しを得て買おうかねぇ・・・(怖)

 

そしてエントリは逆行しますが、この流れでリアルな15パズルを作ろうか・・・となっていくのです。仕事ください。

 

arcanum.hatenablog.com

 

 

地方民から見た東京案件や働き方などオッサンになって思うこと、地方での案件

こんにちは、仙台でフリーランスプログラマをやっている、あるかなむです。こちらは、くわっちょさんが作ったアドベントカレンダー12/7(金)です。

 

フリーランスと言っても常駐型のプログラマなので、普通のSIerの従業員の皆さんと同じような業態で働いています。ただの時間清算IT土方です。リモートで仕事したい。

 

オレ「フリーで仕事もらって・・・」

 カミさん「フリー・・・って、、フリーターと同じでしょ?」

 

( ゚∀゚)・;'.、グハッ!! 

 

僕の家での地位はダダ下がりです。40超えたおじさんに社内的な諸々のアップは望めず、飼い殺しされるならあと数年の賞味期限に稼ぐ事を選んだ、どちらかと言うと後ろ向きでフリーになった人間です。あと数年で汚い泡となって消えるでしょう。

 

adventar.org

 

 

さて、このような話題だそうですが地方から見て、都会の仕事ってどんなイメージを持っているか?また今の地方はどうか?を自分はツラツラ書いてみたいと思います。もう萎びたオッサンには地方の魅力はちょっと見出せませんが、多少後ろ向きであっても地方でもいいよねと言う事を書いていきたいと思います。あと別にこのエントリに結論はありません。オッサンなので関係ない話が長いです。

 

ITエンジニアが活躍するのは都会だけじゃない!
地方で活躍するエンジニアが技術、地方の魅力、その他もろもろ語ります。
地方で頑張っているITエンジニアの皆さん、皆さんの想いを書いてみませんか?

 

フリーになる前はTIS東北と言う会社に勤めていました。まず東京で働く事のイメージについて在職中、同じ従業員に聞いた事があります。一言で言うと

 

東京で働く ≒ 苦行、行きたくない

 

でした。自分もまぁ同じような考えを持っていました。

 

慣れた仙台でこのままのんべんだらりと働いていれればいいなと。いつも自分は思っていました。人間、環境が変わるほどストレスは無いでしょうから。東京なんて遊びに行くのは良いけど3か月だけだよ~とか言われて3年以上も長期出張で行って、きのこの生えたアパートから通勤時間は2時間、満員電車で押しつぶされ、一人、物価が高すぎる所で給与は地方レベルでと言うのはどう考えても無理ゲーだろ?って思っていました。

 

自分が東京で働いたのは結婚して家族が出来てから、例の震災があって会社も仙台で仕事を見つけられずやむなく行ってくれと言われ、戦々恐々としながら行ったのを覚えています。前職を擁護しますが、それまでは自分は小さい子供もあり、なるべく出張案件にはアサインされていませんでした。無能だったかどうかはともかく、会社は従業員の意向を汲んでいたんだと思います。

 

東京でお仕事は、浦安から京葉線、次は東西線有楽町線で、、と言う具合で、完全に、寿司づめ状態を経験しています。あぁこれが僕のイメージと合致する東京だ!やっぱり苦行なんだ!やっぱり地方最高!

   

東京案件と言っても、本社の出す案件です。本社自身はものすごく技術を持った人もいたり、(机の上に毎日、空になったリゲインみたいなのが積まれていき、毎週倒れてましたが)刺激になりました。 いわゆるSIerを謡う企業であっても人材の幅は広くて、マネジメントだけやってれば、技術的な部分だけやってればと言う人はいた事はいたのですが、両刀使いが社内と家からリモートでハードワークで仕事まわしてる感じでした。

 

脱線しますがその時に感じた事が一つあって、前職では新サービスを作る時に、自前主義でやる、すべての部分を製造してテストしてリリースする事を考えがちで、自分もその頃はそれが最善だと思ってましたし、実際そうやって失敗してましたが、とあるサービスでは、自社の技術商品を使った部分はあれど、それ以外は既存のサービスを使っていたりしてと、自前主義が良いとは限らないという事、一つ一つは便利でも複数のサービスを使わないと出来ないような事も、それらをシームレスにつなげてやる事で新しいサービスとしてユーザーに提供できるのだなと感じました。

 

そんな自分ですが、東京と言う空気は自分にものすごく合っていたらしく、嫌な事もあるけど、休日は勉強会やイベントなど、楽しい事もありました。土日の自由な時間なんてまぁ、家では不二子ちゃんに万年頭が上がらないルパン的おじさんは犬が首輪を外される夢を見たのでした。ワワーン!自由に走れる!

 

あと物価ですが、弁当や安い個人商店などを見るに、一部は東京の方が物価が安いという謎現象も面白かったです。茅場町近辺で380円で腹一杯食える弁当を買えるとは衝撃でした。地方が物価が安いってのは幻想だと思いますよ?物価安くても給料低ければ相対的に物価は高いですので。ただ、一つ、家は比較的安いのかなと。自分たち地方民は高いと思いますが、東京から引っ越してきた人たちは皆「あっちのマンション売り払ってこちで家一軒買ったらお釣りが来た(喜)」とか言っていましたので。多分安いのでしょう。

 

正直、それを経験してから、「なんで東京案件をあんなに怖がっていたのだろう」と思うようになりました。単に自分がブラックな現場に入れられなかっただけで幸運だっただけかもしれません。IT土方のような現場にはいきませんでしたし。(23:00退出デフォだったけど)ただ、同僚から震災当日に「おまえら外注さん(仙台民)はどうせ今から帰れないだろうから、仕事していきな!(無限残業乙)」とか言われたというのもあったとも聞かなかったともゲフンゲフン・・東。。京にはjddf地*獄、、もあるぞ・・ゲフンゲフン・・

 

失礼しました。仕事では技術的にとか人とのかかわりで、個人的にはイベントや個人活動などで刺激になる事が多く、若い時になぜ自分は東京で働こうとしなかったのか?と言う気持ちになります。 まぁ後の祭りですね。

 

なのでまず、どんどん東京に行って仕事してこればいいと思います。そして遊んで、それから地元に帰ると言う選択肢があってもいいと思います。発展途上国が教育のため先進国に留学するのと同じです。どんどん仕事、技術、遊び、、、吸収したらいいと思います。ただ東京からUターンするときに給与の違いに悩むのでしょうけど。

 

そういう人達が地方に帰り、所属する企業でもいいですし、起業してでもいいでしょう。色々と地方の足りない部分を変えていけばいいと思います。そして「まだ東京で消耗すてんのすや?」とか言えば良いと思います。物事を変えるには大きなパワーが必要だと思いますが、パワー(知識、経験)が無ければ社内政治に負けるだけですし、実績を見せられず、説得力無しで終わります。そのためには色々と経験するうえでも東京は一時とてもいい場所だと思います。

 

さて、説教臭くなっていけません。東京、東京と連呼してもしょうがないので。地方で働くという事についてです。 自分は仙台ですが、仙台の状況と言うのは人と話ていると大体、次に収斂されます。

 

  1. 東北電力、NTT、NECなどの大手の仕事
  2. 東京案件のニアショアとしての役割
  3. 地場案件

 

1.についてですが、昔確立した手法からなかなか抜け出せないという感触です。いや、そういう活動はしてるのですがなかなか現場まで落ちてこないという感じでしょうか?決定権や理解が無い現場には落ちてきたとしてもただの絵に描いた餅です。ただ組織が大きいのでそれはしょうがないのでしょう。仕事でも技術的に何かを得たいという人はあまり向かないと思います。内容を見て行けばそういう仕事もあると思いますが大体は力仕事でフルタイム(9:00~18:00+α)で「作業」で終わってしまいます。仕事で技術的な課題を検討する時間はありません。やりたいのならベンダーの地位で入れればでしょう。

 

2.についてですが、多分仙台はそれ頼みと言う状況がずっと続いているような気がします。東京の案件をどう持ってきて仙台でするか?コスト面で抑えられるというのがメリットでしょう。そういう案件は2つあって、全部任せる、と、製造の部分だけ任せる、です。前者なら良いのですが頼む方としても大体は技術的な部分、手法を含め、決められて後者でしょう。地方で受託で食って行くという所がメリットかなと。

 

3.についてですが、営業が言うに、地方は支社が多くて仙台の方で決められない部分があり、案件としては難しい、、です。

 

こんな風に地方で仕事?仕事を作る?ちょっと無理なんじゃね?と思いっきり後ろ向きになってきます。ただ、その話には穴があり、自分が今フリーランスになって思うのは、地方には、企業としてコストの面で受けられないけど、実は個人でやるなら十分ペイ出来るような案件は沢山あるのを話としては聞いています(金額からの自分の感覚ですが)営業の方はそういう部分は結構聞いているのですが、会社として受けられないら断るしかないんだよね、と言う事。

 

そうです、探せばフリーがフリーとして自分でやっていける案件はあるんですよね。 しかし、いきなりそれを狙ってフリーになるのはちょいと冒険ですが、地方で会社の従業員として仕事しながらそれらを副業で回すとかですね。実際それをやっていた人もいますし、その人は技術的にも持っているものが大きかったので人の目に留まり、ジョブホップして行きました。 

 

個人的な活動でITとは関係ない企業さんの人と飲み会やって、小さいながらそういう案件を会社の従業員でありながら獲得している人も知っています。コミュ力ゼロの僕にはなんとも羨ましい限りです。

 

自分がそれまで経験してきた現場は、技術的な所に限って言えば、Java案件はあったもののホスト開発の流れを組むウォーターフォール的なプロジェクトが多かったです。間違ってもテストドリブンなんてのは見た事もありませんし、テスト自動化により毎日流す、なんてのは夢のまた夢でした。それどこの世界線なんだ?

 

地方はそんな自分が経験してきたようなウォーターフォールだけなのでしょうか?リポジトリは古式ゆかしいフォルダ管理とかCVSSVNが最新()なのでしょうか?Javaであれば最新案件!なのでしょうか?いえ、地方にもまともな技術的な手法をまわす企業もあります。今行っている所は小さい企業ですが一人一人が技術的パワーを持っていてそれが原資になっている企業です。

 

最近の話題で行けば、Corei5以上のCPU、SSD、メモリ16G、ダブルディスプレイ、(キーボードは自分で買ってきたオールテック青ですが)、Githubリポジトリ管理、JIRAでチケット回ってきて自分でブランチ切って作業してプルリク、作業中コードに疑問を持ったらIDEからBlameでGithubのプルリクまで飛んで経緯を確認、なおかつJIRAのチケットまで一気にクリックだけで飛んで確認してなるほどーー。報告などはSlackバリバリ使用するような環境、ペーパーレス、私服、音楽OKです。あと定時ぐらいかな。作業部屋が若い人ばかりなのでキラキラとまぶしく陰キャラ属性のおじさんの僕はもう消えそ・・う・・・タス、、ケテ・・

 

また仙台でもよく検索して見ると、LINEに特化した企業やVRをやってる企業、ゲーム制作など受託以外の道もあるのです。先ほどの1~3のような従来型のSESや受託メインのIT企業ばかりではないのです。

  

さて、先ほど地方の案件は3つに収斂されると書きましたが、一つ抜けていると思います。4.自前のサービスを日本中、世界に展開、です。アイデアがあれば、環境の面でも別に東京にいないと作れない、と言うものはないと思います。それこそネットがあれば事足りる状況、です。

 

 先ほどの1~3については決まっているパイを食い合っているという状況で4.をしないとイケナイって話をよく聞きます。そのためにはお客さんの仕事の性質をどうITで変えて行けるか?が重要になって来るのですが、そのITの技術的な知識はどうしても知識や経験として個人が自分の時間を使ってやるしかないと思います。その辺は地方でもどこでもよく、この業界の利点が生かせると思います。

 

どうでも良い話を書いてきましたが、アドベントカレンダーの趣旨に沿う形とするならば、都会にいないと業務に必要な知識、経験として得られない事は無いのがこの業界の良い所であり、それらを得るためには別に地方でもいいよね?と言う話になると思います。別に地方でもネット環境がそろってさえ言えれば自分で金出して手を動かせば知識、経験を得る事ができます。

 

また、自分で出来ないというのであれば(別にそれが悪いとは思わないが)、一旦東京の方がそういう知識、経験を得る場はたくさんありますので出張と言う形で東京で一時期勉強するのもよいと思います。そして地方に戻ってきてサービスを作ってあの地方にはXXがある!XXに関わりたいからここに住む、と言う状況にしたいものですね。

 

 

明日は @taikiix さんの「宇都宮に越してきて10年経ったことなど」です。

 

ずん子のキーホルダ、その他、UVプリンタで遊ぶ

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今回はキーホルダーを作りました。と言っても実は、先日から作っているずん子の15パズルの絵柄をUVプリンタで印刷しようと思い、アレってA4ほどの面積が印刷できるんですが、15パズルは10cmほどの大きさなので余るのですよね・・・と言う事で色々と15パズル印刷する傍ら、余った場所でキーホルダー作ってみるか?となった次第。

 

と、

 

と こ ろ が ! !

 

なんと印刷当日、肝心かなめの15パズルを忘れてしまい、今回はキーホルダーだけ印刷と言う、、なんとも間抜けな・・・

 

さて、データはこんな感じです。色々ともくろみを入れています。データは左右反転しています。これは印刷面じゃない方から見るためです。

 

左上のヤツは息子、娘のクリスマスプレゼントに仕込むキーホルダーです。市販のオモチャだけ与えるってのはなんだか寂しいですよね。ですので、手作りの何かをあげたくて。ただこれ、ライセンス的にどうなんでしょ?個人の楽しむ範囲内ではOKかな?

 

あとは自分のLINEスタンプのキャラとか、ずん子さんとか、

 

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切ってます。切った場所はいつものFablab仙台さんです。機材はHAJIME。10分ほどで切れます。

fablabsendai-flat.com

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これを印刷していきます。これはまずガイド印刷ですね。この形の上に印刷物を載せて実際の印刷を行います。施設の占有は1時間ほどで時間を、めいっぱい使って印刷していきます。時間との勝負です。

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実際の印刷。大体7分です。なのでガイド印刷、印刷物を載せる作業、実際の印刷で大体20分程度かかります。ちなみにこの印刷は絵柄を2回印刷しているので、30分程度かかっています。

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このアクリルにキーホルダをつけていきます。大体200円で4つぐらい買う事ができます。

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 なかなかいい出来です。本当はこれを不透明に出来れば良いのですが、画像からマスク画像の作り方が分からず断念しています。

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 所でこれ、よく見ると四角い矩形がうっすらと塗られています。どうやら画像の場合、透明部分もうっすらと塗られるみたいですね。

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 これは自分の作ったLINEスタンプのキャラクター。全然売れてませんけど。実はこの図柄、姉が気に入ってしまい、一瞬で嫁ぎ先が決まったという。いやぁ、、、兄弟ですね。

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 さて、キーホルダーの他にもアクリルスタンドも作っています。

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 僕はイタコ姉はこの図柄が好きですね。

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 これは自分のアカウントの図柄です。

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つぎに時間が余ったので、イタコ姉を印刷しました。この板、イタコ姉も実は15パズルを作ろうとしてデータ作ってレーザーで切った板なのですが、16等分の切りデータで切るのではなく、別の切るデータで切ってしまい、ただの板をカットしてしまったと言う・・・なので絵柄を印刷して遊ぼうかと

 

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あれ?図柄左右反対ですね・・・なんとも僕は何にでも間違いを犯す・・・

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 UVプリンタは不透明ではないため、このように透き通ります。これが良いかどうかは人それぞれですね。不透明な絵で印刷したい場合はこの印刷の後に、白の塗料で印刷します。お持ちのキーホルダーなんかは裏側が白やオサレなのだとチェックになってますが、それは不透明にするためなんですね。チェック柄になっているのは絵柄+白+チェック柄で多分3度塗りしてる贅沢品。

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 今回は絵柄を塗った後グロスで表面加工してみました。ツルっとした表面加工ですが、よく見ると気泡が入ってしまっています。施設の方に聞いたところ普通はこのような気泡は入らないそうで、、、ちなみにグロス印刷は20分ほどかかるのが分かったので次回からは使えないと思いました。

 

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 こんな風に遊べます。この台は以前つくったもの。

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 さて、次は15パズルを実際に塗ります。塗ります!

今度こそ塗ります!

 

 

ずん子のリアル15パズルをる

今回はずん子成分殆ど無しです。が読んでいただけるならどうぞ。

 

Swiftの勉強しててそろそろ何か自分で作りたいな、何を作ろうかーーと思っているときに、まぁまずは簡単なゲームかな?と思い15パズルを。ただの15パズルってのも面白くないのでまぁいつものずん子で行きますか!と、ずん子の15パズルを作り始めました。

 

こんな感じで作っています。

 

が、だんだん、あれ?これってアクリルで作れね?となり今回の制作に。

 

15パズルは各プレートが3枚をずらして重ねてサンドイッチ構造になっています。そのずれた部分の凸が隣のプレートのずれた部分の凹に刺さるようになり、ゲーム版から外れないようになっています。

 

今回、予想として普通に3層構造にしたら結構プレートが動かなくなるんじゃないかな?と思い、プレートを簡単に外せるようにするためにあえて2層で作ってみればと思っています。

 

んで図面はこちら。3枚を一緒に表示しています。これに蓋が付きます。

 

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絵を混ぜるとこんな感じになる予定です。

 

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これをレーザーカッターで切ります。いつものFablab仙台さんで施設を借りました。今回はHAJIMEです。部材は家にあったイラナイ板を利用してます。白がいいかなと思ったのですが・・・

Fablab仙台

 

こんな感じにアクリルが切れました。

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これをずれるようにプレートを貼っていきます。

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これをセロテープで仮組します。いい具合です。ちなみにこういう瞬間「オレすげぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」ってなって慢心します。

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蓋はこんな風に両側の穴に紐なりゴムなりを通してプレートが外れないようにします。写真左側の白い部分は余っている透明板を使ったのでこんな風に以前にレーザーで彫りをした部分があったりして残念な感じになっています。

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ちなみにアクリルの接着についてはアクリル専用の接着剤が粘性が弱すぎて使いづらく今回は怖いので両面テープを使います。

 

そして、慢心して本当に両面テープを貼ったとき悲劇は訪れました。貼り方間違えて部品を引きはがす際、細い部分をパキンっと破損、、、まぁ、、試作品だから、、自分の満足のためだから。。。orz...

 

でもここまで今回作って感じたのですが、、プレートを取り外せるようにするなら2層構造イラネんじゃね?って今書いてて気づきました。

 

2mm板を使ったのですが5mm板にしてボードから外れづらくすればいいんですよね。

 

次回はこの15パズルの表面に印刷です。

 

 

おまけ:

レーザーカッター自身は30分もかからず終わり、時間がもったいないのでこんなものを。娘喜ぶかな?キーホルダーの部品です。

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母の戦争体験

今日は秋分の日で墓参りがてら、実家に帰ってきた。墓参り自体はすぐ終えたのだけれど、そういえばと思い、聞いて見た。と言っても殆ど情報としては無いんだけどここに残しておく

 

母は2018年の今年で79歳、戦争終結時は小学校1年性だったそうです。戦争時は仙台の空襲をラジオで知り、大人たちが近くの山にのぼって仙台の方角を見ると空が真っ赤になっていたというのは見たそうです。

 

母の実家は宮城県丸森町の大張(おおはり)であるため、仙台は遥か50Km以上もあります。いかに仙台の空襲がものすごかったのかということでしょうか。

 

小学校1年だったので戦争終結時のあの玉音放送は覚えていないそうで、まぁ、暑い日のいつの間にか戦争は終わっていたみたいな。。。子供だったのでそうなんでしょう。

 

戦争後その地域にもGHQはやってきて、いわゆるギブミーチョコをやっていたそうです。アメリカ兵士たちは結構チョコレートは持っていて、たくさんくれたそうです。

 

そのGHQがやってきたときの話題としては、アメリカ人にとって面白い形の植木がよく売れて山から掘っていったって話でしょうか。5円だかで掘って行ったって。

 

母が高校の時に蕎麦が16円と昔聞いていたので、え?その金額はすごく安いのでは?と思ってしまった。

 

まぁ情報としてもとても薄いのですが、昔の話を聞いてよかったよかったと思ったオジサンです。

 

まぁそれよりその頃の話としては田舎のどぶろくの話の方が面白いのだが、それはまたいつか。

プライベートで勉強しようが遊ぼうがいんじゃね?って

 

axia.co.jp

 

最近話題のこれですが、、、つらつらと思っていたことを。

 

正直自分はプライベートなんだから別に好きなことすりゃいいじゃん派なのだけれど、他の業界のことは知らないけど、この業界に関して言えば、仕事で使う技術自身を覚えることが「勉強」になる人もいれば「遊び」になる人もいるってのが他と異なるところなんだろうなぁという印象。

 

仕事で使う営業の技術をプライベートで「勉強|遊び」する。

仕事で使う接客の技術を・・・

仕事で使うベアリングの型番を・・・

ってあんまりあり得ないでしょ?

 

その中でなぜか遊びに通じている人たちが当たり前だが勉強と思わずスキルとして伸ばすってだけで、、

 

エントリのA君を見ていると自分の事なのに受動的な人だなぁと思うと同時に、この手の話題が出ると、自分はいつもとある人物を思い出すワケです。自分がVBを学んでこの業界に入ってきた時クラサバが全盛で既にホスト自身はレガシーとなりつつある時期だったんですけど、社にいたとあるパイセンにこう言われたんですよね、、

 

VB?おもちゃだろ?ありえねーー、、仕事きたら覚えればいいじゃんwww」

 

そのパイセン、数年後にはクラサバにもついていけず、常駐先がずっとそこ1本みたいな人で技術がホストオンリーでスキルが先細りし、その企業でしか生きていけない人みたいになっててプログラマ35歳説も相まってマネジメントに移行しようとしたけど失敗、その後、肩たたきにあい、消えていきました。その後は知りません。もしかするとこの業界を去って幸せに暮らしているかもしれません。が、知りたくもないです。

 

これを見ていて、自分もそうだけど、今あるもの以外にも別の何か?(何かはわからないけど)を常に学んでいくことって重要なんだろうなぁって痛感したのです。

 

別にそれがあったからプライベートで技術を覚えているワケじゃ無いけど、必ずこう行った話題になるとその人を思い出すのです。 

 

この話、いろいろな方向に行くのですよね、、例えばScratch、、

 

Scratch?おもちゃじゃん、、本格的な言語をまた学ぶ必要があるよね

Scratch?ビジュアルで覚えてもまたテキストベースの言語を・・・

 

こんな話よく聞きます。 

 

いや、Scratchの言語仕様、すごく勉強になるぜ?あれ、、スレッドとメッセージング理解しないと絶対組めない・・・とか、テキストでも作れるとかツッコミあるんだけど・・・

 

ディスられ具合が当時のVBとのそれに似ていて他人事には思えないのですよね。Scratchが業務に来るか?と言われると疑問なわけですが、ビジュアル言語がもし全盛になった時は先のスレッド、メッセージングを理解していないと出来ないわけで、Scratchガーとか言ってディスってても仕方がないわけですよ。

 

じゃあ学んでいくものって何よ?って話になるんですが、別にそれは業務に使う使わないに関わらず自分の興味を持った技術でも技術以外のものでも何でもいんじゃね?って。だって、プライベートなんだし。

 

別にプライベートで技術を勉強または技術で遊ぶことも重要だけどその人の他の興味のことをプライベートで突き抜けるってのも重要だと思うのですよ。サッカーだったり楽器だったり、、それらは技術は覚えられないけど人間関係として将来の仕事を持ってくる肥やしになっていたり、無駄な行動は無いと思うのですよね。無駄な事有益な事って話にするとアレなので、人生に余裕って必要だと思うのですよ。その余裕が何かを引き寄せる。

 

なので別にプライベートで何してもいんじゃね?って

 

そう言ってしまうと自分なんかはプログラム大好き!って覚えてきたけどそれ以外の人間関係とか他の趣味とかで空っぽなわけですよ。サービス作りたいな!でも自分が興味持っている分野ってなんだろう・・・あ、、、無いよ俺、、プログラム作れるだけ・・・

 

プライベートで行った行動はその人自身が引き受けるわけだし、人生に無駄な行動は無いって思えば別になにしてもいいよね・・・たまたま自分がやってきたことがいまは仕事に生きているだけ。いつこれが崩れるかなんてわかりゃしない。とラットレースから落ちつつある自分がいる