- 作者: 原尻淳一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/15
- メディア: 新書
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小山龍介氏との共著「IDEA HACKS!」はベストセラーだそうだ。著者のことは何の基礎知識もなく、単純に本のタイトルに惹かれて購入。アイデアはあるんだけどそれを他人に伝える技術。結構むずかしいねぇ・・・とか思いながら。
全体の流れとしてアイデアの情報収集の仕方からその整理方法、アイデアの捻り出し方、そしてそれを伝える技術(プレゼン)について具体的な方法を交えて書かれている。実用的ですね。最後は個人の可能性について触れやる気を引き出してくれます。コレでやらねば誰がヤル的な!
この著者の方法論はこの本を読む限り人生で出会った人、本などいろいろな経験と検討を重ねて出来たんだろうなと思う。いい経験を糧としてそれを確実に自分の肉としている。普通の人は同じ経験があってもここまで昇華できないなと感じる。
著者ブログ:Life Hacking Life (原尻淳一ブログ)
http://d.hatena.ne.jp/Juichi_Harajiri/
気になったところ。
p11 真ん中付近。
中村尚司先生の考え「循環性の永続」「多様性の展開」「関係性の創出」について。これって今のsnsそのまんまだよね
工学的アプローチ
三章 p95付近 工学的アプローチはオブジェクト指向の多様性に似ている。著者は例として情報の欠落が起きると新しいアイデアの出る元になるという。情報の欠落ではなく、情報の変化と考えれば、オブジェクト指向そのもの。
メソッド達
情報の集約、グループ化、並べてストーリー化 ・・・ p82あたり
四章 p124付近 マンダラート
二章 連想検索 TED アイデア・ブレーン
p178 A3一枚の企画書 某有名企業もコレを求めるよね。結局主張が一枚で見えるように書くまで相手のことを考えないと伝わらない
五章 p152付近 文章にルールを設けるのは今思うとブログなど書く場合も無意識にやってるね。明確にルールを文章化して定義するのが大事かな
一章 フィールドワークを通して当事者意識を持つこと。あとその方法
二章 タイトル通り。フィールドワークの対になるデスクワークの実践方法、決してデスクにかじりつく事じゃない。フィールドワークが一次情報の取得ならデスクワークは二次情報で確証性をえること。
三章 社内散歩対話法 もらい! 実はこの派生系が喫煙所会議かな
三章 フィールドワーク、デスクワークで出来た膨大な情報のデータベース化とその活用方 クラウド活用