arcanum_jp’s blog

おっさんの日記

田舎町の攻防、兄弟の確執果たして勝者は

もう時効だろうから流して供養

 

もう母も80歳を超えあと数年で施設に入りと言う形だろうなぁと実家に言って話していた実感だったけど、父親の次男にあたる子供が実家付近に住んでおり今度家を改築して親(三男)と住むようになると言う。あの町で自分の親戚といえばあの家が一番大きいだろうし後取りにも恵まれている。いよいよ実家周辺でのうちの家系は三男系に集約されていくんだろうと言う感じがしてきた。それとも長男のうちの兄貴が盛り返すか?

 

自分のうちは本家筋で長男は仙台に住んでいるし子供も娘だけ。次男の自分も実家には殆ど顔を出さないし元々お前はどこにでも行けと言われているから関係ない。姉は女性なのでとりあえず家を継ぐと言う事からは関係ない。そう考えると実家は自分の代で本家没落なわけで、母が死ねば否応でもそう言う形になってくるのだろう。墓守の話でみても実家近辺に住んで無い長男がするのも難しいしね。

 

この、親世代の兄弟間の諍いは色々とみてきたし、本当に田舎の兄弟喧嘩ってバカだなぁって感じしかなく、どうでもいいんだけど、(見て来たからこそそういう感想になった)兄弟通しが狭い地域に近くに住んでるとそう言う事が起きるのだろうなぁと。

 

 25年ほど前だろうか?実家は本家なのだが分家筋にあたる次男以下連合に強い嫌がらせにあっていた。次男は婿に嫁いだんだけどその嫁が母に変な対抗心を持っていて色々と母憎しから本家憎しに代わり、次男は次男で親がいなくなって兄貴に受けた恩を忘れて嫁と一緒に父に嫌がらせ。その次男と一緒になって嫌がらせをやってきたのが三男だった。

 

それが父の死の間際になり形勢が変わる。3男が父の死の間際を見て猛烈に反省かわからんが同情の意を示してきた。しかし次男はもう行く所まで行ってしまっており父に会おうとしても父もこんな姿を見せたくないとなり、会わず。そうだろう。本当に和解したくとも父から見れば死の間際まで裏切られたらどうしようもない。

 

父の死後、三男はあの地域で立場上は母を立ててくれたのでよかったが去年、別の親類の葬式で見たのが三男の子供、嫁、孫で葬式の場を取り仕切っていた。事実上本家筋が何もすることがなかった。と言うより突然すぎて何もできなかったと言うのが正しいだろうけど。本来なら本家筋の長男がキッチリやるべきだろうけどそうもいかなかった。会場に到着するだけで終わったからね。

 

そう言うのもあり「あぁ、、、」という予感みたいなもんを感じていたんだけど、冒頭で話した1件があり、母が死んだら家系はどうすんのかな・・・とか考えた場合に仙台に行ってしまった兄貴があの地域にまた帰ってくる訳にもいかず、ずっとそこで生活していた三男系が盛り立てていくのだろうなぁと。

 

正直母が死んだら良い思い出はありつつあの地域との地縁は切れてしまうわけで、かと行って同窓生などとは一部を除き顔なんか合わせたくもないわけで、どうでもいいんだけどと言う実感。どっちにしろ僕は本家筋と行っても傍流だから関係ない。

 

こう言う一件があり、僕はせめて兄弟だけでは絶対に喧嘩はしたくないなぁと、自分は兄を立てるし姉も立てるようにしてる。兄弟でああいった確執があると子供にも影響する。一時期親類関係が敵か味方か?みたいな感じで仲のよかった従兄弟なんかも疑惑の目でみてしまっていた。

 

ほんとバカらしい、バカ臭い、もっと言うが親たちのああ行った振る舞いを見ていてバカくさいと思った。多分あと数年であの地域との地縁は切れるだろうなあと正月を過ごしての実感